受賞・表彰
「新規広視野角光学フィルム※1」が2014年一般社団法人日本液晶学会論文賞※2を受賞
当社が開発した「新規広視野角光学フィルム」が、2014年一般社団法人日本液晶学会論文賞を受賞しました。 9月8日〜10日に松江市くにびきメッセで開催された2014年日本液晶学会討論会にて、賞状およびメダルを頂きました。
日本液晶学会は、1997年に設立された、液晶に関する国内で最も権威ある学会の一つです。論文賞は日本液晶学会会員の推薦により選定されるもので、 日本液晶学会討論会やその他液晶関連学会および学術雑誌等において発表された最優秀論文の著者に贈られます。
今回の受賞は、昨年12月に開催された第20回ディスプレイ国際ワークショップ<IDW'13>で発表した論文※3が、今なお幅広く活用されているTN液晶の弱点であった視野角の課題に対し、シンプルなアプローチで成功させたとして高く評価されたものです。
▲表彰を受ける
研究開発本部 材料・エネルギー技術研究所 山本 恵美(右)
(左は液晶学会会長 高津 晴義 氏)
▲賞状とメダル
- ※1
- 新規広視野角光学フィルム:液晶パネルの視野角フリーを実現する光学フィルム。このフィルムを汎用液晶パネル(TNパネル)に貼ることで、正面から見るのと同じように、上下、左右のどの方位からもきれいな画像が視認できるようになります。
- ※2
- 論文賞A部門(分野(C)デバイス)で1件のみ選出されました。
- ※3
- E. Yamamoto, T. Kanno, S. Katsuta, Y. Asaoka, T. Maeda, T. Kamada, H. Yoshida, Y. Tsuda and K. Kondo,“Novel Microstructure Film for Improving Viewing Angle Characteristics of LCD”, IDW ‘13, 82-83 (2013).
日本液晶学会公式サイト