5月31日〜6月5日に、米国サンディエゴで開催されましたディスプレイ関連最大のイベントSID Display Week 2015において、当社ディスプレイデバイス開発本部 表示モード開発センター 第三開発室 室長 吉田 秀史が、「Fellow of SID」を受賞しました。

この賞は、ディスプレイの分野において、卓越した貢献をなした技術者または科学者に与えられるもので、ディスプレイ関連で最も伝統のある学会SIDの登録メンバーから毎年世界で数名のみが選出される賞です。

本受賞は、液晶ディスプレイ技術への永年の貢献が認められたことによるものであり、特に、「広視野角マルチドメイン垂直配向液晶の開発」に関する成果を高く評価いただいたものです。光配向によりマルチドメインを実現する技術や配向を安定させ高い透過率を実現する技術、中間調を重ね合わせる技術、高速応答構造技術などを開発され、TV用・モバイル用液晶ディスプレイなどに広く応用・実用化されています。

▲「Fellow of SID」の楯を受け取る吉田室長（左）