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パソコン<MZ-80K>が、2015年度「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」に登録

当社の1978年製パソコン<MZ-80K>が、2015年度「重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)」に登録されました。9月15日に、国立科学博物館(東京都台東区)で登録証の授与式が開催されました。

「重要科学技術史資料(未来技術遺産)」とは、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的に、国立科学博物館が選定するもので、今年度は新たに25件の資料が選定されました。2008年度の制度開始以来合計209件が登録されています。

<MZ-80K>は国産初期の代表的な8ビット・パーソナル・コンピュータで、高い開発の自由度や19万8千円という手頃な価格からソフトウェアが多数提供され、その後のパソコンの発展に寄与したことが評価されての選定となりました。

当社は、2008年度に世界初のオールトランジスタ・ダイオードによる電子式卓上計算機「コンペット」<CS-10A>が登録されて以来、<MZ-80K>で8件目となりました。


▲登録証を受け取る 東京支社 次長 福島 隆史(右)

▲パソコン<MZ-80K>

■ 当社登録資料

2015年度パソコン
<MZ-80K>
国産初期の代表的な8ビット・パーソナル・コンピュータ
2014年度21型カラーテレビ
<CV-2101>
日本最初期の量産型カラーテレビ
電子システム手帳
<PA-7000>
初めて漢字表示に対応した電子手帳
液晶ビューカム
<VL-HL1>
世界初の4型液晶画面付きビデオカメラ
カメラ付き携帯電話
<J-SH04>
撮影した写真をそのままメール送信する「写メール」という言葉が普及するきっかけを作り、カメラ付き携帯電話のさきがけとなったケータイ初のモバイルカメラ付き携帯電話
2012年度液晶コンペット
<EL-805>
世界初の液晶表示付きCOS化ポケット電卓
2009年度テレビ
<TV3-14T>
国産第1号の14型白黒テレビ
2008年度コンペット
<CS-10A>
世界初のオールトランジスタ・ダイオードによる電子式卓上計算機

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