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  • 「画像符号化シンポジウム(PCSJ)/映像メディア処理シンポジウム(IMPS)2020」において、優秀論文賞を受賞

    ▲「画像符号化シンポジウム(PCSJ)/映像メディア処理シンポジウム(IMPS)2020」 優秀論文賞を受賞した
    (左より)研究開発事業本部 通信・映像技術研究所 第3研究室 課長 猪飼 知宏、同 主任研究員 中條 健、同 鈴木 拓矢、同 研究員 佐々木 瑛一

     11月16~17日に開催された国内学会「画像符号化シンポジウム(PCSJ)/映像メディア処理シンポジウム(IMPS)2020」において、早稲田大学と当社 研究開発事業本部 通信映像技術研究所が共同発表しました「超解像とMPEG NNR深層学習メタデータを利用した符号化映像伝送」の論文が、優秀論文賞を受賞※1しました。今年度は発表(論文)件数が55件あり、その中から優秀論文賞に選出されたのは2件のみとなります。

     PCSJ/IMPSは、画像符号化技術および映像処理技術の専門家が着想段階のアイデアも含め研究成果の発表を行う場であり、国内最大レベルの学会として毎年開催されています。今回で、PCSJは35回、IMPSは25回目の開催(コロナ禍のため今回はオンライン開催)となりました。

     今回受賞した技術は、独自技術により8K映像を低ビットレートで伝送を実現するものです。論文では、最新の映像圧縮の国際標準規格であるVVC※2と、深層学習による超解像技術をベースに超解像のニューラルネットワークパラメータの一部をMPEG NNR※3で圧縮して伝送する方法を提案しました。今後、次世代の放送規格への採用や5Gでの応用を目指しています。

    ▲共同発表した早稲田大学 教授 渡辺 裕 氏

    ※1
    論文名:「超解像とMPEG NNR深層学習メタデータを利用した符号化映像伝送」
    <シャープ>研究開発事業本部 通信・映像技術研究所 第3研究室 鈴木 拓矢、同 研究員 佐々木 瑛一、同 主任研究員 中條 健、同 課長 猪飼 知宏、<早稲田大学>教授 渡辺 裕 氏
    http://www.pcsj-imps.org/archive/2020awards.html 新しいウィンドウで開きます
    ※2
    2020年7月に策定された映像符号化の国際標準ITU-T Rec. H.266 | ISO/IEC 23090-3 Versatile Video Coding (VVC)
    ※3
    現在ISO/IEC JTC 1/SC29(MPEG)で標準化作業中のニューラルネットワークの圧縮技術Compressed Representation of Neural Networks (NNR)
     

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