「第36回 HiViグランプリ 2020」にて、8K液晶テレビ『AQUOS 8K』CX1シリーズ<8T-C70CX1>が「Silver Award(銀賞)」を受賞
▲「Silver Award」を受賞した 8K液晶テレビ『AQUOS 8K』CX1シリーズ<8T-C70CX1>
株式会社ステレオサウンドが発行する有力AV専門誌
「HiViグランプリ2020」は、2020年に発表されたオーディオビジュアル(AV)製品すべてを対象とし、その年のAVシーンを牽引した優秀製品を選定する大変権威ある賞のひとつです。麻倉 怜士 氏(選考委員長)をはじめ、潮 晴男 氏、小原 由夫 氏、高津 修 氏、藤原 陽祐 氏、山本 浩司 氏の6名の著名なAV評論家と、「HiVi」誌編集部による審査にて決定しました。
受賞の盾を受け取る TVシステム事業本部 副本部長 兼 国内TV事業部長 宗俊昭広(左)と 潮晴男氏(右)
授与された盾
選考委員からは、以下の講評をいただきました。
- 『コントラスト表現に優れたVA液晶で視野角特性を改善していこうと独自の方法でシャープは成果を得た。画素が小さく、開口率が低くなりがちな8Kにおいて、明るさを得やすいことはポイントになるので、この路線をさらに強力に推し進めてほしい。(麻倉 氏)』
- 『シャープとして8Kテレビの第2世代となる8T-C70CX1は画質、音声、機能性で劇的な進化を遂げた。特に画質の面では液晶の強みである色域も拡大した。8K放送を見ても安定したコントラスト感や色調で、アクオス史上に残る画期的な出来事といえる。(藤原 氏)』
- 『音声の「WIDE-AREA SOUND SYSTEM」もシャープ久々の力作。6スピーカーによる2.1chシステムだが2ウェイスピーカーと本体背面のサブウーファーとのつながりが良く、まっとうな帯域バランスになっている。画面サイズが大きくなればなるほど、音のつながりを確保するのが難しくなるが、よくまとまっている。この点もテレビとしての価値を上げる要素になっている。(小原 氏)』
- 『視野角の改善については水平・垂直ともに対応したと聞いている。今回評価されたのは8Kテレビとしての総合的な実力。視野角の問題をシャープなりに取り組み、細線化処理で8Kらしい精細感をうまく出した。そして放送波受信機としてのテレビの主戦場であるHD素材の対応に力を入れたことが評価につながった。(山本 氏)』
- 『シャープの8T-C70CX1は、8Kテレビを牽引するメーカーとして、着実にその責務を果たしつつ、精細感あふれる映像と色純度を高めようとする努力が実ったモデルだ。(潮 氏)』
ホームシアターオーディオ部門賞受賞
▲「ホームシアターオーディオ部門賞」を受賞した シアターバーシステム『AQUOS オーディオ<8A-C22CX1>』
選考委員からは、以下の講評をいただきました。
- 『サウンドバーの音は、5.1chサラウンドなどの音を真剣に取り組んでいるものであれば違和感を覚えることが少なくないが、本機の立体音響再現は安定的に聴こえる。(麻倉 氏)』
- 『現状、4K・8K放送で採用されるMPEG4 AAC/22.2ch音声にフルスペックで対応する製品はAVセンターにもなく、とても貴重な存在だ(藤原 氏)』
- 『実際の音を聴いてみると、サウンドバーと呼ばれる製品の中でも立体音響の再現性に優れており、「OPSODIS(オプソーディス)」の効果がよく感じられる。(潮 氏)』
- 『このようなサウンドバーのシステムは基本的に一人で聞くためのものが多いが、本機はサービスエリアがそれほど狭くなく、音声の立体感を2~3人でも味わうことができる。製品企画としてはなかなか良い。(高津 氏)』
芝浦ビルにて評論家の潮晴男氏に改めて受賞した製品を講評いただきました
(左から)TVシステム事業本部 副本部長 兼 国内TV事業部長 宗俊昭広
TVシステム事業本部 国内TV事業部 8K推進部 部長 上杉俊介
評論家 潮 晴男 氏
TVシステム事業本部 オーディオ事業部 技術部 部長 大久保滋
TVシステム事業本部 TV技術開発センター 8Kシステム開発部 主任技師 下田裕紀