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  • AIoT家電の防災活用の取り組みが、「PHASE FREE AWARD 2023」で「オーディエンス賞」を受賞
  • AIoT家電の防災活用の取り組みが、「PHASE FREE AWARD 2023」で「オーディエンス賞」を受賞

    ▲表彰状を授与される Smart Appliances and Solutions事業本部 AIoT推進部 佐藤浩司(中央)と
    国立研究開発法人 防災科学技術研究所 取出新吾氏(左)

     一般社団法人フェーズフリー協会が主催する「PHASE FREE AWARD(フェーズフリーアワード) 2023」において、当社のAIoT家電の防災活用の取り組みがアイデア部門「オーディエンス賞」を受賞。9月9日に東京大学生産技術研究所 コンベンションホール(東京都世田谷区)で表彰式が開催されました。

    ▲「PHASE FREE AWARD 2023」表彰状

     「PHASE FREE AWARD」は、「いつも(平常時)」と「もしも(災害時)」の垣根を越えてどんな状況でも役に立つような商品・サービスを表彰するもので、2021年より開催され今回が3回目となります。アイデア部門では、プロダクト・サービス・ファシリティとして、社会にまだ存在しないもの、あるいは募集締切日時点において利用・購入できないもので、フェーズフリーな特性を備えているものを対象に、フェーズフリーの性質に加えて、課題への着眼点、課題解決の方法、新規性、独創性が審査され、最終審査を通過したものに賞が授与されます。「オーディエンス賞」は、審査により選出されたノミネート対象の中から、事前に登録されたオーディエンス(一般の閲覧者)の方々の投票により、多くの支持を受けて決定した賞となります。

     

     当社は、国立研究開発法人防災科学技術研究所とAIoT家電の防災活用について検討をしています。その一環で、2023年2月27日から3月5日まで、茨城県つくば市で、音声発話機能を搭載した冷蔵庫・エアコン・空気清浄機を利用されている市民を対象に、防災情報を模した音声情報を発信する実証実験を行いました。

    ▲実証実験のイメージ

     

     

     本研究の一部は、内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「スマート防災ネットワークの構築」によって実施されました。

     

    フェーズフリー協会 代表理事 佐藤唯行氏のコメント
    冷蔵庫、洗濯機、エアコンなどの白物家電の特徴を上手くフェーズフリーに結び付けた素晴らしいアイデア。常に私達の身近にあり、暮らしに接しているこれらの家電は、日常の利用者個々人あるいはその家庭の特徴つまり生活習慣をよく把握してくれている。つまり、日常時の状態がわかっているということは、それとは違う非日常の状況がわかるということである。いつもと違う利用者の状況を感知し知らせてくれ、その延長線上にいつもと違う周辺の環境を教えてくれる。この様なありとあらゆる家電に実装できる本アイデアにより、私たちの暮らしはよりいっそうフェーズフリーになっていくのであろう。

     

    ▲左から 取出新吾氏、佐藤浩司、フェーズフリー協会 代表理事 佐藤唯行氏

     

     

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