▲「KBIS Reviewed Awards 2024」トロフィーと高速オーブン試作機(庫内容量:45L)
2024年2月27日から29日まで米国ラスベガスで開催された業界最大の住設機器展示会2024年「キッチン&バス・インダストリー・ショー」(KBIS※)において、当社の米国向け調理機器事業を展開しているシャープ・ホーム・エレクトロニクスカンパニーオブアメリカ(SHCA)が出展した高速オーブンが「The Reviewed Award: KBIS 2024」を受賞しました。同賞は、展示された製品のうち、わずか15製品に与えられた賞の1つです。
※ Kitchen & Bath Industry Showの略で、米国最大規模の住設機器の展示会。1964年より開催され、今年で60周年を迎えました。
また、ショーの初めに行われた授賞式ディナーで3D バーチャル(オンライン) キッチン ショールームのプレゼンテーションが評価され、「NKBA Innovative Showroom- Unique Showroom Application Award」を受賞しました。
▲プレゼンテーションの一部①
▲プレゼンテーションの一部②
▲「KBIS 革新的ショールーム賞」受賞トロフィー
▲(右)シャープ・エレクトロニクス・マーケティング・カンパニー・オブ・アメリカ James M. Sanduski 社長、 (左)同 セールス&マーケティング担当 Peter Weedfaldシニア・バイス・プレジデント
米国には、こだわりのキッチンで休日のホームパーティに大きな「丸鶏(whole chicken)」を焼くなど、特別なメニューでおもてなしをする食習慣がありますが、調理時間が長くかかることが課題でした。当社は、時間のない平日でも特別なメニューを作ってパーティや誕生日のお祝いが可能な新しい食習慣を実現するため、調理時間を従来の約1/3まで短縮する高速オーブンを開発。2024年度中の商品化を目指して取り組んでいます。
当社は、2020年に北米でビルトインタイプのスマートキッチンシリーズをデビューさせて以来、“Simply Better Living”のコンセプトのもと、さらに使いやすい調理機器の開発に取り組んできました。「スマートキッチン」は、北米だけでなく、欧州、そしてアジアとグローバルなお客さまにお使いいただける製品群であり、シャープの調理製品の柱になるよう、さらなる拡大を図ってまいります。