▲第30回AMD Award授賞式にて、モノリス(盾)を受け取る
ユニバーサルネットワークビジネスグループ長 兼 通信事業本部長 小林繁
一般社団法人デジタルメディア協会(AMD)主催(後援:総務省)の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’24/第30回 AMD Award」において、松田優作氏を起用したシャープのスマートフォン「AQUOS」のテレビコマーシャルが優秀賞を受賞。3月25日(火)に帝国ホテル(東京都千代田区)で授賞式が開催され、ユニバーサルネットワークビジネスグループ長 兼 通信事業本部長の小林が登壇しました。
「第30回 AMD Award」は、2024年1月1日から2024年12月31日までに発売もしくは発表されたデジタルコンテンツなどの中から、表現性、作品性、技術性に優れた作品やサービスを表彰するアワードです。
今回受賞したコマーシャルは、スマートフォン「AQUOS」の映像美や高画質カメラ、存在感あるデザインの魅力を表現しました。ブランドアンバサダーに、昭和のレジェンドスター・松田優作氏を起用。演技に一切の妥協を許さず、自身の哲学と信念を貫いた松田氏の言葉に乗せてブランドメッセージを伝えています。映像や音声は、AIや高精細3DCG、モーションキャプチャーなど最先端のテクノロジーを駆使。東映ツークン研究所※1のほか、オフィス作※2ならびに松田氏のクリエイティブスーパーバイザーであり、ご家族で俳優・写真家の松田美由紀氏の協力を得て制作しました。
▲受賞したスマートフォン『AQUOS』のCMの1シーン
<講評>
最先端のテクノロジーの粋を集めたスマートフォンのような商品で、不器用なほどの実直さが魅力とも言える松田優作さんを起用したギャップが面白い。「AQUOS」独自のブランドイメージ訴求につながっている。さらに最先端技術を用い、アナログ感が魅力の優作さんを令和の時代に登場させたことで、ブランドとしてのメッセージ性がより強まった。故人をテクノロジーで扱うことには倫理的な問題も伴うが、妻の美由紀さんが監修に加わったという裏話から、制作陣の優作さんに対するリスペクトも感じた。テクノロジーと人、さらには企業やブランドが、どのように融和していくべきか。本CMは、ひとつのモデルケースを提示したといえるだろう。
授賞式で小林は、「スマートフォンは必需品で当たり前の存在になっていますが、新しいものを選ぶ、ワクワク感・楽しさを伝えたい思いから、松田優作さんにブランドアンバサダーをお願いしました。このような賞をいただき光栄です」とスピーチしました。
▲受賞式でスピーチする小林
▲第30回AMD Award 受賞者のみなさん