
▲「CEATEC AWARD 2025」表彰式の様子
左より 総務大臣政務官 川崎 ひでと 氏、当社 代表取締役 社長執行役員 CEO 沖津 雅浩
シャープが開発中の5G NTN通信対応 LEO衛星通信ユーザー端末(※1)が、「CEATEC AWARD 2025」において『総務大臣賞』を受賞しました。
「CEATEC AWARD 2025」は、本年10月14日(火)から17日(金)まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「CEATEC 2025」の出展品を対象に、出展者から応募のあったテーマの中から、「CEATEC AWARD 2025 審査委員会」がイノベーション性に優れる技術や製品、サービスなどを表彰するものです。
初日の10月14日(火)に、パレスホテル東京(東京都千代田区)で表彰式が開催され、総務大臣政務官 、川崎 ひでと氏より、当社 代表取締役 社長執行役員 CEO 沖津 雅浩が賞状と楯をいただきました。
LEO衛星通信は、セルラー通信が困難な場所でも高品質な通信を可能とし、海上や山地、被災地などにおける通信手段としても有用性が注目されています。一方、現在の衛星通信は各事業者が独自の通信方式を採用しており、通信規格の標準化が普及に向けた課題の一つになっています。
受賞した5G NTN通信対応 LEO衛星通信ユーザー端末の選評は下記のとおりです。
「低軌道(LEO)衛星通信は、海上や山間部などセルラー通信が繋がらないエリアでの活用が期待されている。国内はもちろん海外でも高いニーズがあり、ユーザー端末においてはメイドインジャパンとしての小型軽量かつ高品質が求められている。シャープではスマートフォンなどで培った技術や知見により、既存のLEO通信端末と比較して大幅な小型、軽量化を実現した。衛星はもちろん、HAPSやドローン、航空機など小型軽量で省電力な端末のニーズは高い。5G NTNにも対応し、2030年以降の規格共通化目指す。今後の社会インフラを支える技術として高く評価され、次世代通信規格において日本の存在感を示せる将来性に大きな期待が寄せられた。」

▲「CEATEC AWARD 2025」『総務大臣賞』 賞状と楯

▲左より 通信事業本部長 中江優晃、次世代通信ビジネス推進部 部長 楠田晃嗣、同 主任 保坂享俊
代表取締役 社長執行役員 CEO 沖津 雅浩、
Co-COO 兼 スマートワークプレイスビジネスグループ長 小林 繁
- ※1
- LEO衛星通信アンテナやモデム機能などを統合した端末です。LEO:Low Earth Orbit(低軌道)の略。




