
▲「CEATEC 2025 エコ&デザインチャレンジ」の楯を持つ
右よりブランド戦略推進部 主任 吉元有美、総合デザインセンター デザイナー 児玉康雅
「CEATEC 2025」に出展したシャープのブースが「CEATEC 2025 エコ&デザインチャレンジ」において「優秀賞」を受賞しました。
「CEATEC 2025 エコ&デザインチャレンジ」は、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)が一般社団法人日本イベント産業振興協会(JACE)と連携し、「CEATEC 2025」に出展する企業・団体を対象として、サステナビリティと創造性に優れた展示ブースづくりを推進するため、今年新設した評価制度です。未来社会にふさわしい、持続可能かつ魅力的な展示会のあり方を追求し、来場者に“ワクワク”を提供する空間づくりを促進することで、新たな価値と市場の創造・発展に寄与し、産業のさらなる活性化を図ることを目的としています。
<選評>
「働く」と「暮らし」の2ゾーン構成により、技術が生活にどう寄与するかを明快に伝えるブースになっており、説明員の対応も丁寧であり、学生を含む幅広い来場者にわかりやすい展示となっていました。軽量・コンパクトに収納できるmoloの什器を活用することでやわらかな印象にするとともに輸送効率にも貢献しており、他の展示会やイベントでも実践できる再現性も評価される構成となっていました。サプライヤー選定にサステナビリティ観点を取り入れ、出展者・制作者・施工者・運営者4者のサステナビリティへの取り組みが随所に行われていたことも評価ポイントとなりました。
今回の展示では、再生プラスチックなど環境負荷の低いイベント備品を選定した結果、ブース材料の資源循環率は約74%となっているほか、輸送距離の短縮や効率的な積載と集荷によりCO2の排出量を削減しています。当社はこれまでも展示台などの制作物をイベント後にショールームや異なる展示会でリユースするなど、廃棄物の削減にも取り組んでいます。
これらの環境負荷低減の取り組みは複数のパートナー企業様との協力体制のもと推進しており、今後も積極的に取り組んでまいります。




