8K×教育
scene scene
フェルメールの筆づかいを
実物を見るよりも鮮明に解き明かす

左手に持つ糸巻から伸びる2本の白い糸。
そして、手前の青いクッションから垂れる赤い糸。
大輝は、先ほどからずっと、2色の糸を見比べている。
奥にある白い糸は細く、鮮明に描かれているが、
手前の赤い糸はややピントが外れたようなボケ感がある。
その描写の違いを、ここまではっきり見比べられることに、
大輝は感動を覚えていた。

大輝は都内の美術大学に通う大学生で、
西洋美術史を研究している。
将来は海外の有名美術館でも
活躍するキュレーターになるのが夢だ。
自分がプロデュースした美術展で
世界中のアートファンを魅了する。
そんな未来を描いている。

そんな大輝が先ほどから見ていたのはフェルメールの
「レースを編む女」。
それを70インチの8Kモニターに映し出された
超高精細画像で分析していたのだった。
「レースを編む女」といえば、フェルメールの中でもっとも
小さい作品といわれ、A4用紙よりやや小さい程度だ。
実物はパリのルーヴル美術館に展示されている。

本当は現地で実物を見たいのだが、
学生の彼にそんな金銭的余裕はない。
しかも、そのサイズなら実物を見ても細かい描写や
画法まで分析するのは難しいだろう。
その点、8Kモニターに映し出された画像は、
フェルメールが得意とした陰影や遠近感の描き方を
事細かに伝えてくれる。
世界的な名画が、肉眼さながらのリアルな状態で
目の前に広がっているのだ。

閉じる

大輝が見比べていた2色の糸は、
フェルメールの遠近法表現がよく分かる描写だ。
ピントが合った白い糸と、ピントを外して玉ボケのような
点が見える赤い糸。

フェルメールが「カメラ・オブスクラ
(ピンホールカメラのような装置)を
使っていたのではないか」といわれる所以だ。

フェルメールの技法をここまで詳細に解き明かす
映像美に、大輝は新たな可能性を感じていた。

次は「モナ・リザ」を映し出し、
独特の微笑みを生み出しているスフマート技法の謎を
研究してみよう。

このモニターがあれば、
何か新しい事実を発見できるかもしれない。

さらに、将来はこのモニターを利用した、
新しい形の美術展を自分で
プロデュースできるかもしれない。

技術の進化によって美術に新たな価値を生み出し、
新たな美術ファンを生み出す。
そんな夢が8Kによって現実になろうとしている。
8Kで、あなたの未来は、ここまで変わる。

シャープが世界をこう変える
  • 8K TOP
  • NEXT SCENE
SCROLL