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ニュースリリース 2009年4月8日

堺市に建設中の液晶パネル新工場を10月に稼動

シャープは、大阪府堺市に建設中の「21世紀型コンビナート」内の液晶パネル工場を、本年10月に稼動いたします。

液晶テレビの世界需要は景況悪化から、一時的に踊り場を迎えたものの、今後、中国をはじめとする新興国を中心に、ますます拡大するものとみています。これらの旺盛な需要に対応すべく、現在フル操業となっている亀山第2工場に加え、かねてより稼動に向けて準備していた本工場について量産化の検証が完了したことから、操業を開始することを決定いたしました。

本工場は、世界初の第10世代マザーガラスの採用に伴い、数々の革新的な液晶技術を導入しており、広大な敷地に進出する関連企業と連携し、21世紀型の垂直統合事業を展開いたします。

当社は、今後この世界最先端の工場で、液晶パネルのさらなる性能向上とより一層のコスト競争力を実現してまいります。

■「21世紀型コンビナート」液晶パネル工場の概要

・ 稼動時期

:2009年10月(予定)

・ 着工時期

:2007年11月

・ 投入能力

:月72,000枚(稼動当初は月36,000枚)

・ 投資額

:約3,800億円(新工場の全土地代含む)

・ マザーガラスサイズ

:2,880mm×3,130mm(第10世代)

・ 主な生産品目

:40型・50型・60型クラスの大型テレビ用液晶パネル

・ 所在地

:大阪府堺市堺区匠町1番地

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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