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ニュースリリース 2012年10月16日
公立大学法人大阪府立大学
シャープ株式会社

電子教科書とe-Learningコンテンツの組み合わせによる新たな学習方法を検証

タブレット端末を活用した電子教科書の実証実験を拡大

公立大学法人大阪府立大学(以下、大阪府立大学)とシャープ株式会社(以下、シャープ)は、本年6月より開始したタブレット端末を活用した電子教科書の実証実験規模を大幅に拡大、新たに大阪府立大学看護学部の3年次生を対象に、本年10月より実証実験を開始しました。

本実験の対象学生は、在学中に長期間の臨床実習が予定され、実習期間中は大学への通学機会が減少し、大学の図書センターなどの利用や教員による学生への指導機会が限定的となります。そのため、e-Learning環境の整備をはじめ、より効果的な自己学習システムの開発が求められています。

今回、大阪府立大学看護学部が独自に開発した、事例学習を基盤とした看護技術の動画や問題集などのe-Learningコンテンツと、看護学部で使用する教科書を同時に電子化。シャープ製のタブレット端末に収録し、対象学生に貸与します。これらのコンテンツは、キーワードで一括検索し、複数の教材を比較しながら学習を進められるほか、手書きでのマーキングやノート機能も搭載しているので、通学中や実習先などで、手軽に学習することが可能となりました。

今後、来年度以降の本格的な導入に向け、問題点など幅広く検証するとともに、他大学へも取り組み内容を積極的に紹介し、看護学界の先進的な役割を担って参ります。

実証実験の概要

〇実験期間:2012年10月~2013年7月(予定)

〇利用対象者:看護学部 看護学専攻3年次生 合計92名

〇電子化対象教科書・教材:

・看護学専攻教科書 17冊(2社)

・看護学部開発のe-Learningシステム:「看護学習サポートシステム(CanGo)※1」「事例学習教材」「スキル学習教材」「知識学習教材」「問題学習教材」で構成

〇利用端末:シャープ製タブレット端末(AndroidTM 2.3、タッチパネル対応10.1型液晶)

〇電子書籍フォーマット:

対象教科書・教材を、XMDF方式で収録。

〇実験結果の取りまとめ:

株式会社日本総合研究所が主催する「スマートキャンパスライフ研究会」(大阪府立大学、シャープ、出版社、流通事業者などの異業種で構成)において結果を集約し、課題検討を行う予定。

※1 文部科学省現代GP平成17年度採択、取組責任者:真嶋由貴恵

● 記載されている商品名・サービス名は各社の登録商標、または商標です。

タブレット端末を活用した電子教科書の実証実験を拡大(発表会レポート)
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/e-textbook/index.html

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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