■ 臨床研究概要
<対象者>
6歳以上15歳以下の小児アトピー型の軽症※3および中症※4の喘息患者130人
<研究デザイン>
被験者を2群にランダムに割り付け、自宅居室に臨床研究専用イオン発生装置を設置。
個人ランダム化クロスオーバー二重盲検比較法※8
<期間>
2013年8月9日~2014年5月30日
<評価項目>
FeNO値※7の変化量、喘息症状の変化、呼吸機能値の変化量、QOL(Quality of Life)※11
<臨床研究専用イオン発生装置のイオン濃度>
最大能力でイオン濃度が約100,000個/cm3
<結果>
・初回FeNO値※790以下の被験者に対し、臨床研究専用イオン発生装置設置によりプラセボ機※12設置に比べ炎症の1つの指標であるFeNO値※7の下降(改善)
・初回FeNO値※790以下の被験者に対し、臨床研究専用イオン発生装置設置によりプラセボ機※12設置に比べ肺の末梢気道の狭窄を表す1つの指標であるV25※13の上昇(改善)
・実際の生活の質を示すQOL調査得点は、試験開始前よりも試験終了後では減少(改善)
※11 実際の生活はどうなったかという観点で生活の質(Quality of Life)を評価する方法
※12 プラズマクラスターイオンを含まない空気を発生している装置
※13 呼吸機能の一つの要素として、気道(特に末梢気道)の状態を表す指標
■大橋 靖雄氏の紹介
中央大学 理工学部 人間総合理工学科 教授(生物統計学)
東京大学 名誉教授、元東京大学大学院医学系研究科 公共健康医学生物統計学 教授
工学博士
本研究プロジェクトの研究代表者
■勝沼 俊雄氏の紹介
東京慈恵会医科大学附属第三病院小児科 准教授 診療部長
日本小児科学会専門医、日本アレルギー学会専門医、日本小児アレルギー学会理事
医学博士
■ プラズマクラスター技術※2について
プラスイオン(H+(H2O)n)とマイナスイオン(O2-(H2O)m)を同時に空中へ放出し、浮遊する細菌/カビ/ウイルス/アレルゲンなどの表面で瞬間的にプラスとマイナスが結合して酸化力の非常に高いOHラジカルとなり、化学反応によりアレルゲンなどの表面のたんぱく質を分解して、その働きを抑制する独自の空気浄化技術です。
対象 |
実証機関 |
---|---|
ウイルス |
(財)北里環境科学センター |
韓国 ソウル大学 | |
中国 上海市予防医学研究院 | |
(学)北里研究所 北里大学メディカルセンター | |
イギリス レトロスクリーン・バイロロジー社 | |
(株)食環境衛生研究所 | |
ベトナム ベトナム国家大学ハノイ校工科大学 | |
ベトナム ホーチミン市パスツール研究所 | |
東京大学大学院 医学系研究科 / (公財)パブリックヘルスリサーチセンター | |
アレルゲン |
広島大学大学院 先端物質科学研究科 |
大阪市立大学大学院 医学研究科 分子病態学教室 | |
(株)総合医科学研究所 | |
小児喘息患者に対する臨床効果 |
中央大学理工学部 / 東京大学 医学部附属病院 臨床研究支援センター |
カビ |
(一財)石川県予防医学協会 |
ドイツ リューベック大学 | |
ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授 | |
(一財)日本食品分析センター | |
(株)食環境衛生研究所 | |
細菌 |
(一財)石川県予防医学協会 |
中国 上海市予防医学研究院 | |
(財)北里環境科学センター | |
(学)北里研究所 北里大学メディカルセンター | |
米国 ハーバード大学公衆衛生大学院 名誉教授メルビン・ファースト博士 | |
(公財)動物臨床医学研究所 | |
ドイツ リューベック大学 | |
ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授 | |
(一財)日本食品分析センター | |
(株)食環境衛生研究所 | |
ニオイ・ペット臭 |
(一財)ボーケン品質評価機構 |
(公財)動物臨床医学研究所 | |
美肌 |
(株)総合医科学研究所 |
美髪 |
(株)サティス製薬 |
(有)シー・ティ・シージャパン | |
ウイルス・カビ・細菌の |
ドイツ アーヘン応用科学大学 アートマン教授 |
アレルゲンの作用抑制効果 |
広島大学大学院 先端物質科学研究科 |
肌保湿 |
東北大学 電気通信研究所 |