ホーム > ニュースリリース > シャープのシースルーディスプレイを東京メトロ豊洲駅で実証実験
ここをクリックすると印刷できます
ニュースリリース検索

2015年9月14日

シャープのシースルーディスプレイを東京メトロ豊洲駅で実証実験

 シャープは東京メトロ(本社:東京都台東区 社長:奥 義光)と共同で、当社が試作したシースルーディスプレイを有楽町線豊洲駅の透過型ホームドアに設置し、9月19日より実証実験を開始いたします。

 当ディスプレイは、カラーフィルターを用いること無く、R(赤)、G(緑)、B(青)の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示します。またIGZO液晶ディスプレイ技術※1の採用により、画面の高速切り替えによるなめらかな動画表示と、透過率の飛躍的な向上を実現しました。

 今回、国内で初めて※2当ディスプレイを東京メトロ豊洲駅の透過型ホームドアに設置。透過型ホームドアで表現している駅空間の広がりを損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツを表示可能です。実証実験では、地下駅の環境に適した映像や技術的課題などを、半年程度かけて検証いたします。

 なお、当シースルーディスプレイは、当社と国立研究開発法人 産業技術総合研究所が国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「クリーンデバイス社会実装推進事業」に申請し、本年6月に「デザイン多用途型省エネディスプレイ」に採択されています。

名称

20型シースルーディスプレイ

設置場所

東京メトロ 有楽町線豊洲駅
4番線(和光市方面行きホーム)
先頭より2両目の透過型ホームドア

設置台数

1台

実証実験期間

2015年9月19日(土)より半年程度

表示コンテンツ

駅の案内や広告などの映像コンテンツ


※1 IGZO液晶ディスプレイ技術は、株式会社半導体エネルギー研究所と共同開発したものです。

※2 国内の鉄道駅にある透過型ホームドアへの設置において。2015年9月14日現在。東京メトロ調べ

 お問い合わせ先

お客様 : ディスプレイデバイス開発本部 技術戦略室 (0595) 84-7036

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

このページの先頭へ