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ニュースリリース

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2016年7月12日

シースルーディスプレイを
埼玉新都市交通株式会社の新型車両にて実証実験

 シャープは、埼玉新都市交通株式会社(本社:埼玉県北足立郡伊奈町 社長:山根 昌也、以下“埼玉新都市交通”)と共同で、当社が試作したシースルーディスプレイを、埼玉新都市交通が運行する新型車両に搭載し、7月16日より実証実験を開始いたします。

 当ディスプレイは、カラーフィルターを用いることなく、R(赤)、G(緑)、B(青)の光源の点灯に合わせて画面を切り替えることで、シースルーのカラー映像を表示します。またIGZO液晶ディスプレイ技術※1の採用により、画面の高速切り替えによるなめらかな動画表示と、透過率の飛躍的な向上を実現しました。

 このたび、当ディスプレイを車両の運転室と客室とを隔てるドア窓に設置します。走行中、客室からの眺望を損なうことなく、駅の案内や広告などの映像コンテンツが表示可能です。実証実験では、当ディスプレイに映像コンテンツを表示する際の適切な内容やタイミング、設置に伴う技術的な課題などを検証いたします。当ディスプレイの設置は、車両製作メーカーである三菱重工業株式会社(本社:東京都港区 社長:宮永 俊一)の協力を得て行います。

 なお、本実証実験は、当社と国立研究開発法人産業技術総合研究所が受託している、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「クリーンデバイス社会実装推進事業」の一環として行われます。

名称

17型シースルーディスプレイ

設置場所

埼玉新都市交通株式会社
新交通システム2020系車両21編成2621号車
運転室と客室の間のドア窓

設置台数

1台

実証実験期間

2016年7月16日(土)から8月31日(水)まで

表示コンテンツ

駅の案内や広告などの映像コンテンツ


※1 IGZO液晶ディスプレイ技術は、株式会社半導体エネルギー研究所と共同開発したものです。

 お問い合わせ先

お客様 : ディスプレイデバイスカンパニー 開発センター (0595) 84-7036

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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