2011年11月17日、バックアップ電源システム新製品発表会を開催しました。 蓄電池を搭載し、停電時でも電力を使用できる業務用のバックアップ電源システムを発売します。太陽光発電システム※1の自立運転と組み合わせ、電気機器へ電力を供給するとともに蓄電池の充電も可能です。 新製品発表会では、ソーラーシステム事業本部システム機器開発センターの中川所長より災害時の自立運転及び、被災地向けのソーラー発電システムについて、震災時のニーズや蓄電システムの活用例などまじえバックアップ電源システムの特長を説明しました。 また、想定される使用シーンをもとにデモ実演も行いました。 本システムは、停電を感知すると瞬時に蓄電池から電気機器へ自動で電力供給を行い、瞬間的な停電や電圧低下が発生した場合にも、パソコンやPOSシステムなどの電源をバックアップし、継続運転します。 最大定格出力は1.4kWの大容量出力で、複数の電気機器を同時に使用できます。 本製品は、平常時は商用電力より蓄電池へ充電を行い、停電時に備えます。停電時は、接続している太陽光発電システムを自立運転モードに切り替えることにより、日中は太陽光で発電した電力を使用でき※2、曇天時や夜間など発電量が不足する場合には、蓄電池からの電力供給に自動で切り替わります。消費電力量を上回る発電量を利用して、蓄電池を充電することもできます。 当社は、ソーラー・エネルギーソリューション・カンパニーを目指して、今後も太陽電池と蓄電池を組み合わせたシステム機器の開発に取り組んでまいります。 |
会場の模様 |
バックアップ電源システムの説明を行う、ソーラーシステム事業本部 システム機器開発センター 所長 中川 泰仁 |
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バックアップ電源システム<JH-AB01> |
バックアップ電源システムの実演 |
※1) | 当社住宅用太陽光発電システム。詳細については、こちらをご覧下さい。 |
※2) | お使いのパワーコンディショナの機種および接続する電気機器によって使用できる出力容量が変わります。 |