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発表会レポート

満充放電を8000回繰り返しても初期の70%以上の容量を維持※1
住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システムを発売

2013年1月16日、住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システムの新製品発表会を開催しました。

当社は、長期間使用しても劣化による電池容量の低下が少なく、非常時にも安心して使用できる住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システム2機種を発売します。

発表会では、ソーラーシステム事業本部 ソーラーシステム事業部 事業部長 稲田 周次より新製品について説明しました。

一般的に、リチウムイオン蓄電池は、充放電を繰り返すことで電池容量が低下する特性があります。本システムは、満充放電を8000回繰り返しても初期の70%以上の容量を維持※1する高性能リチウムイオン蓄電池セルを搭載し、長期間安定して運転できます。

本システムは、太陽光発電システム※2と連携し、停電時は夜間や雨天でも日中に充電した電力を使用することができます※3。また、曇天時など発電量が消費電力量を下回る場合も、本システムが不足する電力を補うことで、過負荷による太陽光発電システムの運転停止を防ぐことができます。平常時は安価な深夜電力で充電し、割高な日中の買電量を抑える「経済性モード」を搭載し、電気代の節約が図れます。
さらに、電力見える化システム(HEMS)※4と連携し、HEMS専用タブレット端末※4を使って、蓄電池残量に応じた家電機器※5の使用可能時間を確認※6することができます。
住宅用 定置型蓄電池システムの設置イメージ
住宅用 定置型蓄電池システムの設置イメージ
(別売) 電力見える化システム(HEMS)※4 HEMS専用タブレット端末※4
(別売) 電力見える化システム(HEMS)※4
HEMS専用タブレット端末※4
住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システム<JH-WB1201/JH-WB1202>左から マルチエネルギーモニタ、蓄電池パワーコンディショナ、リチウムイオン蓄電池
住宅用 定置型リチウムイオン蓄電池システム
<JH-WB1201/JH-WB1202>
左から マルチエネルギーモニタ、蓄電池パワーコンディショナ、リチウムイオン蓄電池
※1) 23℃で1C電流にて満充放電を行った場合に性能維持を確認した値で、保証値ではありません。また、充放電条件により異なります。(「C」は充放電係数であり、蓄電池を1時間で充電あるいは放電させる電流が1Cです)
※2) 2008年発売以降の当社製住宅用パワーコンディショナを採用している太陽光発電システムと連携できます。
※3) 停電時に使用したい機器は、専用配線(専用コンセント)に接続しておく必要があります。また、停電時は、本システムを自立運転モードに切り替える必要があり、AC100Vの家電機器のみ使用できます。自立運転時の最大出力は1.5kWです。
※4) HEMS(Home Energy Management System)。別売の<JH-RTP1/JH-RTP2>に限ります。
※5) <JH-RTP1/JH-RTP2>付属のタップ(JH-AP01/AP02/AP03)に接続された家電機器が対象です。タップは、ご家庭のコンセントに差し込むことで設置でき、各家電機器の消費電力データをHEMS専用タブレット端末に送信します。
※6) 時間表示は計算上の“めやす”であり、動作を保証するものではありません。

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