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発表会レポート

寄棟屋根や複合屋根の太陽光発電システムに最適な高出力・多回路タイプ
「クラウド蓄電池システム※1」を発売

当社は2015年2月23日、太陽光発電と蓄電池を1台で制御するハイブリッドパワーコンディショナの定格出力を従来機比※2で30%向上させるとともに、蓄電池の容量を従来機比※2 2倍に拡大した、「クラウド蓄電池システム※1」<JH-55FM3P/JH-WB1503/JH-RWL6W>の新製品発表会を開催しました。
屋根面数が多い寄棟屋根や複合屋根などの太陽光発電システムに最適です。

発表会は、東京では、エネルギーシステムソリューション事業本部 ソーラーシステム事業部 副事業部長 兼 第二技術部長 かど野 勝より、大阪では、 同 副事業部長 システム商品企画部長 原田 聡夫より、市場背景として、国内の定置型蓄電池市場が、2020年度に2014年度の20倍以上に拡大するなど堅調に伸張する見込みであることを紹介するとともに、新製品の特長などについて説明しました。

本システムは、ネットワーク上で情報を管理する「クラウドサーバー」と連携し、電気料金プランの多様化や季節・時間帯によって変化するお客様の電力使用状況に合わせて、きめ細かなエネルギーマネジメントを実現します※3

ハイブリッドパワーコンディショナは、従来機※2と同サイズのコンパクト設計ながら定格出力は30%向上し5.5kWを実現、入力回路も2回路から3回路へと増やしました。これにより従来は、屋根面数が多い寄棟屋根などの住宅に「クラウド蓄電池システム」を設置する場合、ハイブリッドパワーコンディショナ1台では太陽光発電システムと連携できないケースがありましたが、本機は1台で対応が可能です※4

また、リチウムイオン蓄電池本体は、従来機※2の2倍の容量となる9.6kWhを実現し、停電時の安心感を高めるとともに、平常時に発電した電力を自家消費するライフスタイルにも最適です。施工面では、本体が2つのユニットに分離しているため、大容量システムながら簡単な工事で設置できることから、施工期間の短縮と施工費用の低減が可能となります。

さらに、大雨や暴風、高潮などの気象警報が発令されると、自動的にリチウムイオン蓄電池本体を満充電の状態に維持し※3、万が一の停電時には自動的に電力を家庭内に供給する機能を搭載しました。
クラウド蓄電池システム上 ハイブリッドパワーコンディショナ<JH-55FM3P>下 リチウムイオン蓄電池本体(屋外設置用)<JH-WB1503>(左:メインユニット   右:サブユニット)クラウド蓄電池システム マルチエネルギーモニタ<JH-RWL6W>
クラウド蓄電池システム
上 ハイブリッドパワーコンディショナ<JH-55FM3P>
下 リチウムイオン蓄電池本体(屋外設置用)<JH-WB1503>
(左:メインユニット   右:サブユニット)
クラウド蓄電池システム
マルチエネルギーモニタ<JH-RWL6W>
エネルギーシステムソリューション事業本部ソーラーシステム事業部副事業部長 兼 第二技術部長 かど野 勝エネルギーシステムソリューション事業本部ソーラーシステム事業部副事業部長 兼 システム商品企画部長 原田 聡夫
エネルギーシステムソリューション事業本部
ソーラーシステム事業部
副事業部長 兼 第二技術部長 かど野 勝
エネルギーシステムソリューション事業本部
ソーラーシステム事業部
副事業部長 兼 システム商品企画部長 原田 聡夫
クラウドHEMS<JH-RTP5>(別売)ストリングコンバータ<JH-XJB1>(別売)
クラウドHEMS<JH-RTP5> (別売)ストリングコンバータ<JH-XJB1>(別売)
※1 <JH-55FM3P/JH-WB1503/JH-RWL6W>の他、蓄電池モジュール、センサー、ケーブルも含むシステム。
※2 <JH-42EM2P/JH-WB1401(JH-WB1402)>との比較です。
※3 当機能ご利用のためには、別途クラウドHEMS(Home Energy Management System) <JH-RTP4/JH-RTP5>が必要となります。また、ブロードバンドルーター、常時接続型のブロードバンド回線、「SHARP i CLUB」への会員登録が必要です。
※4 別途、接続箱<JH-AJ53>、または、ストリングコンバータ<JH-XJB1>などが必要な場合もございます。

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