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発表会レポート

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電子書籍の配信ソリューション「book-in-the-box」を提供
2012年6月29日、電子書籍の配信ソリューション「book-in-the-box」の提供開始について発表会を開催しました。

当社は、電子書籍の配信ソリューション「book-in-the-box(ブック イン ザ ボックス)」を電子書店などの事業者に提供し、スマートフォンやタブレット端末向け電子書籍配信サービスの普及に貢献します。

スマートフォンなどの携帯端末は、従来の携帯電話に比べて画面が大きく高精細なので、電子書籍が読みやすいという利点があります。しかし、電子書籍の不正な複製などを防止する著作権管理(Digital Rights Management、以下「DRM」)技術の開発が負担となり、電子書籍配信サービスを提供する事業者が限られていました。また、電子書店サイト(以下「書店サイト」)が独自に閲覧ソフトを提供しているため、異なる書店サイトから購入した書籍を共通のソフトで閲覧・管理することはできませんでした。

当ソリューションには、DRM技術と閲覧ソフト※1が含まれています。電子書籍フォーマット「XMDF」の実用化で培ったDRM技術は、改ざん防止の強固な暗号化処理機能や閲覧期間を管理する機能などを備えています。閲覧ソフトは、「XMDF」に加えて「.book(ドットブック)※2」「EPUBコミック(Open Manga Format)」に対応します。DRM技術とともに提供し、スマートフォンなどの携帯端末向け電子書籍の普及を促します。

閲覧ソフトは、7月4日からGoogle Play™ ※3で一般ユーザー向けに無償提供を開始します。これにより、当ソリューションを採用した様々な書店サイトから購入した電子書籍が閲覧できるほか、画面上に表示される書棚に並べて一元管理することが可能です。
会場の模様
会場の模様
通信システム事業本部 ネットワークサービス事業推進センター 所長 辰巳 剛司
通信システム事業本部 ネットワークサービス事業推進センター 所長 辰巳 剛司
“book-in-the-box”閲覧ソフトのイメージ
“book-in-the-box”閲覧ソフトのイメージ
※1) HyBook Systemsを提供する電子書籍向けソフトウェア開発大手の株式会社インフォシティの協力により開発
※2) 「.book(ドットブック)」は株式会社ボイジャーの電子書籍フォーマット
※3) Googleが運営するコンテンツサービスで、Android端末向けアプリケーションのダウンロードなどが可能

プレスリリース

電子書籍の配信ソリューション「book-in-the-box」を提供

関連情報

電子書籍配信ソリューション「book-in-the-box」(シャープビジネスコンピュータソフトウェア株式会社)

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