世界のサステナビリティ活動
米州
オンタリオ州の公共調達機関(OECM)から4年連続でESG最高評価を獲得
カナダの生産販売拠点SECLは、地元オンタリオ州の教育機関や地方自治体など公共機関が調達コスト削減のために利用する “the Ontario Education Collaborative Marketplace(OECM)”にサプライヤーパートナーとして協力しています。
OECMは、公共機関の調達コスト削減に卓越した価値とサービスを提供したサプライヤーパートナーを「サプライヤー認定プログラム(SRP)」で表彰しており、SECLは環境・社会・ガバナンスに対する継続的な取り組みが評価され、4年連続で最高位を獲得しています。2024年はこれまでの最高位(プラチナ)に加えて新設された「ダイヤモンド・サプライヤー・パートナー賞(上位3%)」の評価をいただきました。
これからもOCEMの公正で透明性の高い調達プロセスを利用し、公正な取引を推進していきます。
地域の子どもたちとその家族や退役軍人を支援
米国の生産販売拠点SECは、Sharp Community Outreach Programs and Events(SCOPE)という委員会を設置し、地域コミュニティの経済的事情を抱える家庭や退役軍人の方などの生活の質向上に取り組んでいます。
有意義な機会を創出し、必要不可欠なリソースを提供することで、支援を必要とする人々により明るく公平な未来が確保されるよう努めています。
SCOPEの主な活動
- 自閉症の子どもたちへのホースセラピー活動(「Pony Power」主催)への後援
- 経済的支援を必要とする家庭へのコート寄贈
- 恵まれない子どもたちの夏季プログラム参加資金を集めるためのハイキング
- 退役軍人の生活を支援する団体「Military Assistance Pantry」への食料寄付
- 退役軍人の住宅支援事業にシャープ製品を寄贈
女性従業員の能力開発と交流会の開催
米国の生産販売拠点SECは、2019年に女性従業員の人材育成とSECの未来を切り開くことを目的に、WISE(Women Influencing Sharp's Evolution)を立ち上げました。
WISEは、専門能力開発プログラムやネットワーキングの機会を提供することで、女性従業員を支援しています。性別を問わず全従業員に用意されているプログラムが専門知識に関するものであるのに対し、WISEのプログラムは、自信や人前で話すことなど、一般的に女性に役立つ分野に焦点を当てています。
女性従業員同士や経営陣とのコミュニケーションを深める場も設けており、2024年3月の国際女性デーには、ほぼすべてのSEC拠点で朝食会を開催しました。また、毎年10月には各地で乳がん啓発イベントを開催しています。さらにWISEでは、多様な従業員を支援・能力開発する方法について経営陣への提言も行いました。