世界のサステナビリティ活動
日本
シャープグリーンクラブ明日香の森で保全活動を実施(奈良県)
労使共同のボランティア団体シャープグリーンクラブ(葛城事業所)では、古都保存法に基づき指定された歴史的な風土や景観を維持・再生するため、毎月「シャープグリーンクラブ明日香の森」で保全活動に取り組んでいます。(2006年10月奈良県から景観形成事業に認定)果樹エリア、森林エリア、竹林エリアに分けて整備しており、2025年3月15日に従業員とOBなど8名が、森林エリアでシイタケの菌打ちと腐葉土用の落葉集め、カブトムシの幼虫のモニタリングをしました。
活動の様子はYoutube『明日香の森でおもいっきり遊ぼう!』チャンネルでも紹介しています。
シャープ広島ビルが環境美化永年活動20年表彰を受賞
シャープ広島ビル(広島市安佐南区)では「自分たちの街(原南/安佐南)は自分たちできれいにしよう!」の合言葉のもと、地域の自治会、町内会や各団体・企業が協力し合い、毎年7月と11月に一斉清掃を行っています。
永年地域の清掃活動に参加してきたことが評価され、2月4日に松井市長から「環境美化永年活動20年表彰」をいただきました。(11月参加の「八木用水クリーン作戦」についてはこちら)
大阪府立吹田支援学校さまに出前授業を実施
当社では、特例子会社※「シャープ特選工業株式会社」とともに創業者・早川徳次の障がい者支援の想いを受け継ぐ社会貢献活動として、障がいのある方々の就労の一助となるキャリア教育支援活動を実施しています。
2025年1月22日に、大阪府立吹田支援学校さまの生徒15名に対し、「働き続ける」をテーマに知的障がいのある社員から、「準備すること」「夢や目標を持つこと」「相談すること」の大切さについての出前授業を行いました。
- 障がい者の雇用の促進および安定を図るため、事業主が障がい者雇用に特別の配慮をして設立した子会社。
生理痛体験を通した想い合い研修
シャープは、多様な人材を活かす戦略としてダイバーシティ・マネジメントを推進しています。その取り組みの一環として国際女性デー※(3月8日)に合わせ、女性固有の生理痛の痛みを類似的に体験し、その痛みを認識することで、従業員が互いに尊重し想い合い、より良い職場環境を醸成することを目的とした「生理痛体験を通した想い合い研修(生理痛体験会)」を八尾事業所(大阪府八尾市)で実施しました。
生理痛体験会は外部から講師を招き、希望する従業員47人(男性39人/女性8人)が参加し、ダイバーシティの促進意義/生理についての講義と生理痛VR体験デバイスを用いた生理痛の類似体験を実施しました。講義では約1か月ごとの生理サイクルに加え、腹痛や吐き気、気分が悪くなるといった症状が生じること、生理前にも月経前症候群(PMS)が起こること、その症状に個人差があることなどについて学習しました。
また研修後に実施した参加者アンケートでは、類似体験を通して想像以上の強い痛みを伴う生理痛のつらさを理解するコメントが多く寄せられ、つらい思いをしながらも仕事に従事している人への更なる配慮や意識が高まりました。
この研修を通し従業員が互いを尊重し、相手を想い合う良いきっかけとなりました。今後もより良い職場環境づくりのための取り組みを実施し、ダイバーシティ・マネジメントを進めていきます。
- 女性の地位向上や性差のない社会に向け、国際的な連帯と統一行動を行う日。1977年の国連総会で制定が議決。
ササユリの保全活動
天理事業所(奈良県天理市)では、敷地内にある古墳群で生物多様性保全に取り組んでいます。開発や乱獲で野山から減少した希少野生植物「ササユリ」が古墳内に自生しており、その育成・保護のため、雑草や枯れた竹の処理など自生区域の整備活動を春と秋に実施しました。
「特例子会社での働き方」をテーマに講演を実施
2024年4月にシャープ特選工業(株)は、精神障がい者向けのデイケアサービスを提供している、大阪府羽曳野市の丹比荘(たんぴそう)病院からの依頼を受け、精神障がい者の就労の現状や制度に関する講演を実施しました。
デイケアサービス利用者など29人が参加され、福祉の専門知識をもったシャープ特選社員より「障がい者雇用の傾向と特例子会社制度」「企業が求める人物像」「働き続けるための取り組み」について説明しました。
企業には多様な業務が存在し、障がいの程度や種別にとらわれず幅広く活躍できる機会があることを紹介したことで、参加者からも多くの質問があるなど、障がいを持つ方の働くことに対する高い意欲や関心の高さが感じ取れました。
講演後、デイケアスタッフの嘉納さま(地域医療支援室 精神保健福祉士)と参加者にインタビューし、精神障がい者が働くことのできる企業があること、働きやすい環境が整ってきていること、雇用枠が広がっていることを知り、就職できる可能性が感じられたなどのご感想をいただきました。
これからも創業者の障がいを持つ方への想いを受け継ぐ活動に取り組んでいきます。
ヤリタナゴの保全活動
亀山事業所(三重県亀山市)では、三重県の絶滅危惧種に指定されているヤリタナゴの繁殖に取り組んでいます。かつては亀山市内の河川にも多くのヤリタナゴが生息していましたが、河川の改修や外来生物による食害、繁殖に必要な二枚貝の減少などが原因で生息数が激減しています。工場敷地内のビオトープ池は、外来生物が流入する可能性が低く、繁殖に欠かせない二枚貝が生息しやすい砂地となっているため、ヤリタナゴの保護と繁殖に適しています。生息状況の調査を定期的に実施し、保全活動を進めています。
ラムサール条約湿地「谷津干潟」で環境保全活動
幕張事業所(千葉県千葉市)では、労使共同のボランティア団体(SGC)の活動として千葉県習志野市にあるラムサール条約湿地「谷津干潟」で環境保全活動を行っています。
2023年11月に従業員とその家族計19名が谷津干潟自然観察センターご協力の下、鳥の生息環境の維持や池の遷移(陸化)を防ぐため、淡水池の葦刈りを行いました。