業界最高※1感度3,200mVを実現監視カメラ用高感度1/3型CCD※2を開発、発売

シャープは、業界最高感度3,200mVを実現した監視カメラ用CCDを開発、NTSC※3用とPAL※4用の2機種を3月17日よりサンプル出荷開始します。 監視カメラ市場は、防犯用として世界的に需要が高まり、比較的暗い場所でも撮影できる高感度タイプカメラへのニーズが急速に拡大しています。 当CCDは、コンパクトデジタルカメラの高画素化で培った微細加工技術を駆使し、光を取り込む集光率と、光から電気への変換率を大幅に向上させることに成功、従来比※5約1.6倍の高感度を実現しました。また、夜間のヘッドライトなど強い光源を撮影したときに発生するスミア※6を低く抑え、明暗コントラストを高めることにより、高画質な撮像を実現しました。 当社では、CCDのほか、CCD周辺ICや信号処理用システムLSIと組み合わせを提案しております。開発期間の短縮など、さまざまなシステムソリューション展開もあわせて推進してまいります。 品名 | 監視カメラ用1/3型CCD | 形名 | RJ2311CA0PB | RJ2321CA0PB | 画素数 | 27万画素 | 32万画素 | 映像規格 | NTSC | PAL | サンプル価格(税込み) | 2,000円 | サンプル出荷開始 | 2008年3月17日 | 量産出荷開始 | 2008年5月末 | 月産個数 | 計40万個 |

■ 主な特長 1.業界最高感度3,200mVを実現(従来比 約1.6倍) 2.業界最小※1のスミア(-130dB)と業界最高※1の飽和出力※7(1,200mV)による高画質な撮像 3.監視カメラのシステムソリューションを展開 ※1 2008年3月13日現在。1/3型27万画素と32万画素のCCDにおいて。シャープ調べ。 ※2 Charge Coupled Devices 電荷結合素子 ※3 日本や北米、中南米で採用されているアナログテレビ放送方式。 ※4 フランス以外の西ヨーロッパ諸国をはじめ、中国などのアジア諸国やアフリカなどで採用されているアナログテレビ放送方式。 ※5 当社従来機種(RJ2311BA0PB、RJ2321BA0PB) ※6 CCDイメージセンサなどを搭載するカメラ特有の現象で、太陽や暗いところでの明るい照明など、強い光源を撮影したときに、縦方向に光の筋が発生する現象。 ※7 一定の光量に対する電気信号の最大値で、値が大きいほど取り扱い信号量が増え明暗のコントラストが高くなる。いわゆる「白飛び」が減少する。 詳細はこちら→ <“監視カメラ用1/3型CCD” 発表会レポート> http://www.sharp.co.jp/corporate/report/ccd/index.html 
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