シャープとエリーパワー株式会社が 大型リチウムイオン電池の共同開発に合意 シャープとエリーパワー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:吉田博一、以下エリーパワー)は、太陽光発電システムと連携する大型リチウムイオン電池の共同開発に合意いたしました。蓄電能力に優れたリチウムイオン電池の新規材料開発や、コスト競争力の高い量産技術の確立を目指してまいります。 これに伴い、当社はエリーパワーから第三者割当増資による株式の割当てを引き受けるとともに、エリーパワーに社外取締役を派遣します。今後、将来にわたって需要が見込める「自律度向上型太陽光発電システム」※の実用化に向けて、鋭意取り組んでまいります。 1.合意内容 太陽光発電システムと連携する大型リチウムイオン電池、及び量産技術の共同開発 2.第三者割当増資の概要 (1)増資引受総額 | 6億円 | (2)取得株式数 | 300万株 | (3)引受価額 | 1株あたり200円 | (4)増資引受後の出資比率 | 32.10% |
3.派遣役員 常務取締役 研究開発本部長 水嶋繁光 (6月13日付でエリーパワー株式会社 社外取締役に就任予定) 4.エリーパワー株式会社の概要 (平成20年5月現在) (1)本社所在地 | 東京都千代田区有楽町1丁目7番1号有楽町電気ビルディング南館5階 | (2)設立 | 平成18年9月28日 | (3)資本の額 | 18億24百万円(うち資本金924百万円) (大和ハウス工業グループ 32.1%、大日本印刷 32.1%、 シャープ 32.1% の均等出資) | (4)事業概要 | 大型リチウムイオン電池の量産と価格低下を目指した電池、周辺機器、システムの開発、製造 | (5)URL | http://www.eliiypower.co.jp/ |
※自律度向上型太陽光発電システム・・・太陽電池で発電した電力をリチウムイオン電池などに蓄え、必要なときに使用できるシステム。天候や日射による太陽電池の出力変動を平滑化し、昼間に発電した電力の夜間利用が可能。 (注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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