高色再現性白色タイプ^※1で、業界最高^※2 1,700mcd(ミリカンデラ)の光度を実現

中小型液晶用バックライト向け
サイド発光チップＬＥＤを開発、発売

　シャープは、携帯電話やゲーム機など中小型液晶用のバックライト向けに、業界最高の1,700mcdの光度を実現した、厚さ0.6mmの薄型の高色再現性白色サイド発光チップLEDを開発、発売します。

　LEDは、省スペース、長寿命、低消費電力、水銀レス、鉛フリーという優れた環境特性を有しています。このため、携帯電話のほかノートパソコンにおいても、液晶のバックライト用の光源としてウエイトが高まっています。また、ワンセグなどの普及により、中小型液晶パネルの高画質化が進み、パネル性能を活かすため色再現性の高いサイド発光チップLEDのニーズが一段と強くなっています。
　本デバイスは、青色LEDチップと緑色および赤色の蛍光体を組み合わせた高色再現性白色LEDです。パッケージや蛍光体の材質などの最適化により、従来に比べ13％アップ^※3となる業界最高の1,700mcd(ミリカンデラ)の光度を実現しました。赤、緑、青(RGB)の光の三原色の色成分を含んでいるので、液晶のカラーフィルター^※4と組み合わせることにより、純度の高い三原色の表現が可能となり、液晶画面の色再現性の向上に貢献します。

■ 主な特長

1.  業界最高^※2の1,700mcd(ミリカンデラ)の光度を実現

2.  液晶画面の色再現性の向上に貢献

3.  携帯電話やノートパソコンに適した小型・薄型パッケージ(3.85×1.0×0.6mm)

※1  青色LEDチップと蛍光体を組み合わせて、赤、緑、青の光の三原色を備えた白色タイプ。

※2  2009年1月21日現在。当社調べ。高色再現性白色タイプにおいて。

※3  当社従来品(GM4BN64320A)との比較。

※4  赤、緑、青の三種類のフィルターがあり、バックライトの光を三原色に分解する働きをする。

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