業界初のブロードバンド通信機能を搭載し、 拡大が予測されるグリーン電力証書取引も視野に太陽光発電用カラー電力モニター新製品を発売 シャープは、国内太陽光発電システムとして業界初の「ブロードバンド通信機能」を搭載し、「グリーン電力証書取引」への対応を可能にした、カラー電力モニター<JH-RWL1>を発売します。 <JH-RWL1>は、従来電力モニターのみでしか確認できなかったシステムの運転状況(発電・消費・売買電力量など)を、家庭内の液晶テレビAQUOS※1やパソコンなどWebブラウザ機能を持つ機器でも見ることができます。リビングや書斎などで自家発電の状況を確認したり、パソコンで発電データをもとに環境家計簿(家庭のCO2排出量を算出)を作成したり、家族で太陽光発電ライフが楽しめます。 さらに、4月1日からは「Webモニタリングサービス」を開始し、ブロードバンド回線を介して送信されたお客様の太陽光発電システムの運転状況(電力量データ)をシャープのモニタリングセンターが見守り、発電診断をします。また、万が一異常が発生したらすぐにお知らせします。液晶テレビAQUOSやパソコンに表示されるお客様専用のWebサイトからは、発電診断レポート(システムの状態診断と環境貢献度)や運転開始時からの履歴データなどの多彩なコンテンツをいつでも閲覧できるとともに、外出先では、携帯電話※2からも確認いただけます。 また、将来「太陽光発電によるグリーン電力証書取引」が本格化した際には、Webモニタリングサービスの活用により、簡単に証書取引に参加することができます。グリーン電力証書取引とは、太陽光や風力などの自然エネルギーが発電した電力の持つ環境価値(=発電時にCO2を排出しない)を証書化し、第三者が購入できるようにしたものです。証書購入者は、発電設備を所有していなくても、購入した証書に記載されている発電量相当の自然エネルギーを使用したものとみなすことができ、CSR報告書や環境報告書などで広くアピールすることができます。また発電者(個人・企業・団体)は、環境価値を買いたい企業や団体に証書を販売し、その対価として収入を得ることができます。 現在、証書取引は風力が主流ですが、需要拡大に伴い太陽光発電の証書取引が注目されています。太陽光発電によるグリーン電力証書取引には、従来、計量法に準拠した計量器を写真撮影して自家消費電力量(=グリーン電力量)を報告するなどの面倒な作業が必要でした。今回、Webモニタリングサービスを通じてシャープに送られる電力量データを証書発行事業者に送信するなどして活用することにより、証書化手続きが簡素化され、ユーザーは簡単な手続きで証書販売による収入を得ることができます。 2月から、経済産業省資源エネルギー庁による「平成20年度新エネルギー等導入促進基礎調査(グリーン電力証書を活用した住宅用太陽光発電の導入促進施策に関する調査)」が開始されており、この調査では本サービスを先行活用して、インターネット経由で自家消費電力量の計測を実施しています。 当社は、太陽電池のトータル・ソリューション・カンパニーをめざして、グリーン電力証書取引も見据えた次世代システムで住宅用太陽光発電の普及拡大に貢献してまいります。 品名 | カラー電力モニター(ネットワークタイプ) | 形名 | JH-RWL1 | 希望小売価格 ( )内は税抜価格 | 100,800円(96,000円) | 発売日 | 2009年4月1日 | 月産台数 | 700台 |
※1 「AQUOS.jp」(AQUOSオーナーズラウンジ)対応機種。LC-65XS1/52XS1/65RX5/52RX5/46RX5/65GX5/52GX5 /46GX5/42GX5/37GX5 ※2 当社推奨機種は、SH-02A/01A/03A/906i/905i/706i/705i、931SH/930SH/923SH/922SH/921SH/830SH /825SH/824SH、W64SH/62SH。 詳細はこちら→ (注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
|