好評の出前授業の海外展開小学校環境教育 中国での本格展開開始について シャープは、海外における社会貢献活動を強化するため、日本国内で実施している小学校環境教育を2009年4月から中国においても本格的に展開してまいります。 当社は、NPO法人気象キャスターネットワーク※1などと連携し、2006年10月から日本全国47都道府県の小学校で環境教育を行っており、実施校は2008年12月に累計1,000校を達成しました。本活動を通して、小学生に地球温暖化防止の重要性や新エネルギー(太陽光発電)の可能性、限りある資源を有効活用するためのリサイクルの必要性などを伝え、日本の将来を担う小学生の環境意識の高揚に努めてまいりました。 一方、中国内のグループ各社においても、中国次世代関心工作委員会※2と連携し、昨年末から上海市、常熟市、無錫市、南京市の小学校において試験的に環境教育を実施してまいりました。授業を受けた児童および先生方からは大変好評で、今後も継続して開催を求める声が多かったことから、当社と同委員会は2009年4月から両者で協力して環境教育を本格展開することで合意しました。授業は、日本での成果をいかしたリサイクルや新エネルギーの授業と実験を中心に行います。 今後当社は、中国をはじめ、米国・アジア・中東においても環境教育の展開を図り、世界規模で地球環境保護のための社会貢献活動を推進してまいります。 <中国 小学校環境教育の実施概要>
1. 実施主旨: | 全世界的な課題である地球温暖化防止について、科学的な知識に基づいた授業を行う。家電製品のリサイクル技術の説明、新エネルギーの実験などを通じ、小学生たちが環境問題を認識し、各自が環境保全活動に取り組むきっかけづくりを行う。 |
2. 開始時期: | 2009年4月 |
3. 実施目標: | 年間30校 |
4. カリキュラム: | 地球温暖化、リサイクル、新エネルギー(太陽光発電)の授業と実験 <1限目>地球温暖化と新エネルギー <2限目>リサイクル |
5. 実施要項: | 中国次世代関心工作委員会のメンバーとシャープの中国グループ各社の社員が小学校を訪問。実験を交えた楽しい授業による環境教育を実施する。 |
※1 2004年2月13日に設立。代表は平井信行氏。会員は正会員:85名、一般会員:43名、賛助会員:1名(2008年3月末時点)。テレビやラジオなどの気象報道番組で活躍する気象キャスターが協同して、気象・環境・防災教育を行い、地球環境問題の解決に努める非営利団体。気象キャスターの勉強会、小・中学校における地球温暖化知識の普及啓発、市民向けの気象防災教育および地球温暖化防止教育などを推進。 ※2 中国次世代関心工作委員会は、次世代の健全育成を目的として様々な活動を行っている組織であり、構成メンバーは現役を退いた地方政府幹部や企業幹部などである。小学校環境教育の中国展開において、授業内容に関するアドバイスや活動拡大のためのサポートを行う。 (注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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