業界最高※1感度3,200mVと業界最小※1スミア値※2(-135dB)を実現監視カメラ用高感度1/3型CCD※3を開発、発売

シャープは、業界最高感度3,200mVを維持しながら業界最小のスミア値(-135dB)を実現した監視カメラ用CCDを開発、NTSC方式※4とPAL方式※5の2機種を発売します。 世界的な安全・安心志向の高まりから、防犯用として比較的暗い場所でも鮮明な画像が撮影できる高感度タイプの監視カメラのニーズが急速に拡大しています。そしてこれに伴い、高感度かつスミアが抑制されたCCDが求められています。 一般的にCCDの感度を上げるとスミアが発生しやすくなりますが、今回開発したCCDは、フォトダイオード周辺に余分な光が入らないようにする独自の遮光技術により、業界トップの高感度を維持しながらスミアを従来の半分※6に低減しました。これにより、たとえば夜間のヘッドライトなど強い光源を撮影した時に発生するスミアを抑えます。さらに、業界最高クラスの飽和出力※71,200mVにより、逆光などコントラストの高いシーンでも「白とび」が発生しにくい広ダイナッミックレンジを実現し、暗い場面から明るい場面まで様々なシーンの高画質撮影を可能にしました。 品名 | 監視カメラ用高感度1/3型CCD | 形名 | RJ2311DA0PB | RJ2321DA0PB | 画素数 | 27万画素 | 32万画素 | 映像規格 | NTSC | PAL | サンプル価格(税込み) | 2,000円 | サンプル出荷 | 2009年6月3日 | 量産時期 | 2009年6月末 | 月産個数 | 計 20万個 |

■ 主な特長 1. 業界最高の感度3,200mVと、従来の半分となる業界最小のスミア値(-135dB)を実現 2. 業界最高クラスの飽和出力1,200mVによる高画質な撮像 ※1 2009年6月2日現在。1/3型27万画素と32万画素のCCDにおいて。シャープ調べ。 ※2 スミアとはCCDイメージセンサーなどを搭載するカメラ特有の現象で、太陽や暗いところでの明るい照明など、強い光源を撮影した時に縦方向に光の筋が発生する現象。また、スミアの値は、受光部で発生する電荷量に対して、受光部に隣接する垂直転送部にもれた光で発生する電荷量の比で算出され、値が小さい程、スミアの発生を抑えている。 ※3 Charge Coupled Devices 電荷結合素子。 ※4 日本や北米、中南米で採用されているアナログテレビ放送方式。 ※5 フランス以外の西ヨーロッパ諸国をはじめ、中国などのアジア諸国やアフリカなどで採用されているアナログテレビ放送方式。 ※6 当社従来機種(RJ2311CA0PB、RJ2321CA0PB)との比較。 ※7 入射光量に対して処理できる信号量で、値が大きいほど明暗のコントラストが高くなる。いわゆる「白とび」が減少する。 詳細はこちら→ 
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