マザーガラスの投入枚数を月36,000枚から月72,000枚体制へ「グリーンフロント 堺」の液晶パネル工場の生産能力を2倍に増強
シャープは、テレビ用液晶パネルの旺盛な需要に応えるため、堺市の「グリーンフロント 堺」にある液晶パネル工場(SDP(株)※1)の生産能力を現在の2倍の月72,000枚体制に引き上げます。
本液晶パネル工場は、世界で初めて第10世代マザーガラスを採用。当社独自の光配向技術「UV2A(ユーブイツーエー)※2技術」による高コントラストで省エネ性に優れた40型以上の液晶パネルを生産し、世界の液晶テレビメーカーから高い評価を頂いています。
現在、マザーガラスを月36,000枚投入しフル操業を行っていますが、活発な引き合いに対応するため、7月には2倍の月72,000枚体制に引き上げます。
当社は、今後、この世界最先端の工場で、独自のUV2A技術や4原色技術※3などを搭載した液晶パネルを創出していきます。加えて、さらなるコスト競争力の強化を図り、液晶テレビやデジタルサイネージ用など、大型ディスプレイの市場を切り拓いていきます。
※1 シャープディスプレイプロダクト株式会社
※2 Ultraviolet induced multi-domain Vertical Alignmentの略
※3 R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の入力映像信号を、Y(黄)を加えた4色の画素の液晶ディスプレイで表示させる多原色技術

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