業界初※1、ハーフXGA(480×1024画素)の2画面に同時表示を実現モバイル機器向け 液晶コントロールICを開発、発売

シャープは、モバイル機器向けに、業界で初めてハーフXGA(480×1024画素)の2画面に同時に表示ができる液晶コントロールIC<LR388G9>を開発、発売します。 モバイル機器は、携帯電話をはじめ、スマートフォンや電子書籍端末など、多様化が進んでおり、2画面同時表示のニーズも高まっています。 本デバイスは、表示用メモリを従来※2の16Mbitから32Mbitに拡大するとともに、画像処理速度を向上させ、ハーフXGA(480×1024画素)の異なる2つの情報を液晶画面へ同時に表示することを実現しました。また、外部接続した液晶テレビやプロジェクターなどにフルHDの動画を出力させることも可能です。さらに、高速シリアル伝送規格(MDDI 1.2/MIPI)※3をはじめ、カメラやSDカード、IrSimpleTMなど多彩なインターフェースを搭載しており、モバイル機器の省スペース化や開発期間の短縮に貢献します。 品名 | 液晶コントロールIC | 形名 | LR388G9 | サンプル価格(税込み) | 2,400円 | サンプル出荷 | 2010年7月5日 | 量産時期 | 2010年9月 | 月産個数 | 10万個 |

■ 主な特長 1. 業界初、ハーフXGA(480×1024画素)の2画面に同時表示を実現 2. 外部接続した液晶テレビやプロジェクターなどへのフルHD動画出力に対応 3. 高速シリアル伝送規格(MDDI 1.2/MIPI)をはじめ、カメラ、SDカード、IrSimpleTMなど多彩なインターフェースを搭載 ※1 MDDI 1.2対応の液晶コントロールICにおいて。2010年7月2日現在。当社調べ。 ※2 当社従来機種 LR388D8 [液晶表示サイズ:フルワイドVGA(480×864画素)] ※3 携帯電話のベースバンドICと当ICを高速で接続する通信規格 MDDI(Mobile Display Digital Interface)1.2:800Mbpsの高速データ通信に対応 MIPI(Mobile Industry Processor Interface):400Mbpsの高速データ通信に対応 
■ 仕 様 品名 | 液晶コントロールIC | 形名 | LR388G9 | 対応液晶パネルサイズ | 480×1024 画素 | 対応液晶解像度 | ハーフXGA + ハーフXGA | 出力色数 | 最大表示色数(24bit) | 表示用メモリサイズ | 32Mbit内蔵 | 液晶パネルインターフェース | RGB , SVDI , MIPI | ホストインターフェース | MDDI 1.0/1.2 , MIPI , CPUパラレルバス | 外部デジタルTV出力 | フルHD (1920×1080i/60Hz , 1920×1080p/24Hz等) | カメラインターフェース | MIPI , CMOS I/F(最大1400万画素) | パッケージ | WFBGA261-0808(8×8mm) |
● IrSimpleは、Infrared Data Associationの商標です。 
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