家庭用エアコンの再商品化料金(リサイクル料金)の改定について

シャープは、特定家庭用機器再商品化法(以下、家電リサイクル法)に基づく特定家庭用機器廃棄物の再商品化などに必要な行為に関する料金(以下、リサイクル料金)のうち、当社製「家庭用エアコン」について、本年4月1日より改定いたします。

今回の改定は、家庭用エアコンのリサイクルにおいて、解体後の素材回収技術の進化に加え、素材市況の価格動向などを踏まえて料金を引き下げるものです。

■ 料金改定の内容 (消費税込)

※2011年4月1日以降に、指定引取場所で引き取られた廃棄物が対象です。

※上記料金以外に、小売業者、市町村の収集運搬料金が必要となります。

■ 当社のリサイクルへの取り組み

当社は企業ビジョンに「エコ・ポジティブ カンパニー」を掲げ、すべてのステークホルダーとともに、事業活動による環境負荷を大幅に上回る環境への貢献をめざしています。その一環として、製品開発においては、グリーンプロダクトガイドライン^※をもとに易解体性にすぐれた設計や再資源化しやすい材料の採用など、リサイクルに配慮した企画設計を進めています。また、リサイクルプラントと連携して、再資源化技術の開発や高効率リサイクルラインの構築を進めています。こうした取り組みが、今回の素材回収技術の進化に寄与しています。

当社は、今後も家電リサイクル法に基づき、リサイクル料金の適宜見直しを図ってまいります。

※ グリーンプロダクトの7つのコンセプト(省エネ・創エネ、省資源、リサイクル配慮、安全使用・処理、グリーンマテリアル・デバイスの使用、電池等の環境配慮、見える化)に基づいて、独自にまとめたガイドライン。国内外すべての商品設計部門で、開発・設計指針として運用している。