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ニュースリリース 2011年6月8日

“節電を極める家”を目指すシャープ・エコハウスで
実証実験を開始

グリーンフリント 堺「シャープ・エコハウス」

シャープは、家庭における電力負荷ゼロを目指す“節電を極める家”「シャープ・エコハウス」を、グリーンフロント堺内に完成させました。本エコハウスで、電力消費の最小化と、住空間の快適性を両立させる技術の実証実験を今月より開始いたします。

「エコハウス」には、当社の最新の省エネ家電を導入。これらをHEMS※1でネットワーク化し、液晶テレビAQUOSやタブレット端末で、各家電機器の電力消費などが確認できるので、節電意識の向上につながる「電力の見える化」が可能です。また、LED照明による節電性能に加え、LED光の調光・調色を利用した快適性についても検証いたします。

また、太陽電池、蓄電池の電力と家電機器の消費電力量を、HEMSを用いて最適に制御する技術の検証も行います。

さらに、将来に向けた取り組みとして、太陽電池で発電したエネルギーを交流に変換せずに直流のまま家庭内で利用する直流給電やDC家電※2などの検証をはじめ、インテリジェントパワーコンディショナと連携して電気自動車用バッテリーを家庭用の蓄電池として利用する試みなど最新鋭の技術も導入します。180V型相当の大型液晶ディスプレイの活用を通じ、環境時代にふさわしい表示機器のあり方も検討し、新しい快適性を追求してまいります。

さまざまな視点で取得したデータは、ピーク電力の抑制やスマートグリッドに対応したデバイスや家電機器の実用化に活用し、エネルギーソリューション事業を拡大してまいります。

「エコハウス」の特

・液晶テレビAQUOSやタブレット端末で、HEMSとスマートタップにより電力の“見える化”による節電効果の検証

・LED照明による節電効果と快適性の検証

・インテリジェントパワーコンディショナによる電気自動車との連携

・直流給電によるDC家電の検証 など

「エコハウス」の概要

建築概要

木造2階建 延べ床面積 271.24m2 
(1階:174.05m2、2階:97.19m2)

主な導入設備

・太陽光発電システム(9kW、多結晶型太陽電池モジュール) 
・センサー連動のLED照明 
・HEMSで制御する省エネ家電、次世代DC家電機器 
・蓄電池(8kWh、リチウムイオン蓄電池) 
・インテリジェントパワーコンディショナ(電気自動車と連携) など

※1 HEMS(Home Energy Management System)  ※2 直流電力で動作する家電機器

<発表会レポート:“節電を極める家”「シャープ・エコハウス」で実証実験を開始>
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/ecohouse/

<広報室ブログ:「シャープ・エコハウス」報道関係者向け見学会を開催しました>
http://www.sharp.co.jp/blog/201106/14/

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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