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ニュースリリース 2011年7月21日

業界最小※1のパッケージサイズを実現し、携帯機器の機構設計の自由度を向上

照度センサー一体型近接センサー※2を開発、発売

照度センサー一体型近接センサー <GP2AP020A00F>

シャープは、スマートフォンなどの携帯機器向けに、業界最小のパッケージサイズ<4.0×2.0×1.2(高さ)mm>で業界トップクラス※1の低照度検出を実現した照度センサー一体型近接センサー<GP2AP020A00F>を開発、発売します。

急速に市場が拡大しているスマートフォンなどの携帯機器では、画面を指先でタッチして操作するタッチパネル方式の採用が増えています。これらの機器には、液晶表示の視認性向上のために周囲の明るさに応じて画面の輝度を調整する照度センサーが搭載されています。また、ユーザーの顔が近づくことを検知し、液晶バックライトを自動消灯して消費電力を低減したり、入力操作を無効化して誤動作を防止できる近接センサーの搭載も進んでいます。

本デバイスは、照度センサーと近接センサーを一体化。さらに照度センサーと近接センサーの受光部を1チップ化(従来品※3:2チップ)することで、業界最小(従来品※3容積比:約16%削減)のパッケージサイズを実現しました。これにより、搭載機器の機構設計の自由度を高め、機器の小型化に貢献します。

また、受光感度を高め、処理精度を向上させる高分解能デジタル信号処理回路を内蔵。業界トップクラスの低照度0.02ルクス(従来品※3:0.1ルクス)の検出を実現しました。従来、搭載機器の表面に施すセンサーカバーには光透過率の高い色が必要でしたが、機器と同系色のカバーを採用しても、周囲の光の検出が可能になりました。

品名

照度センサー一体型近接センサー

形名

GP2AP020A00F

サンプル価格(税込み)

170円

サンプル出荷

7月25日

量産時期

8月30日

月産個数

1,000,000個

主な特長

1.  照度センサーと近接センサーの受光部の1チップ化により、業界最小のパッケージサイズ<4.0×2.0×1.2(高さ)mm>を実現

2.  業界トップクラスの低照度0.02ルクス(従来品:0.1ルクス)の検出が可能

1 2011年7月21日現在。発光素子(赤外LED)を内蔵した照度センサー一体型の近接センサーにおいて。

2 照度センサー:周囲の明るさを検出するセンサー。 
近接センサー:非接触で検出物体が近づいたことを検出するセンサー。

3 当社従来機種(GP2AP012A00F)パッケージサイズ:4.4×2.6×1.0(高さ)mm

仕 様

(Tc=25℃)

項目

仕様値

電源電圧

1.7 ~ 3.6 V

検出距離

TYP. 60 mm

最小検出感度
(照度センサー部)

0.02 lx

ピーク感度波長
(照度センサー部)

560 nm

動作温度

-35 ~ +85 ℃

外形寸法

4.0×2.0×1.2(高さ) mm

センサーのチップ構成(断面イメージ)

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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