「節電」「防災」の意識を高める「小学校環境教育」の展開
シャープは、NPO法人気象キャスターネットワーク※1との協働で推進している「小学校環境教育」について、地球環境問題の啓発に加え、今年7月から本格的に「節電」と「防災」の要素を盛り込み、体験学習を強化して実施しています。また、2006年より「小学校環境教育」をはじめ、様々な教育支援活動※2を行ってきており、これまでの受講者は累計15万人※3を突破しました。 ■新たに追加した要素 <テーマ> 節電:企業の節電取り組みの紹介や人力発電実験の全員体験を通して、子供たちの節電意識を高め、行動を促す。 防災:地球温暖化がもたらす、豪雨などの自然現象をテーマに学び、自然災害発生時の危険予知・対応など防災への意識を高める。 <形 式> 新学習指導要領に合わせたカリキュラムと実験などの体験活動を強化し、理科への興味を引き出す。 |
また、実施した小学校でのアンケート結果では、子供たちの節電や地球環境に配慮した生活行動に結びついていると好評を得ています。 ■アンケート結果 (回答数95校) (教師) ・「授業が有意義だった」………… 97.9% ・「来年も授業を希望する」……… 97.9% (子供たちの感想) ・「今は、震災があったから節電しているが、これからは地球温暖化を防ぐためにも節電する」 ・「世界の人々が節電すれば、地球温暖化がストップすると思う」 ・「手回し発電機もソーラー実験も、ひとつではあまり電気が起きなかったけど、皆が力を合わせると大きな力になった」※ ※ 1人で発電する場合と4人で発電する場合を比較実験した時の感想。 |
今年度は、年間500校での実施を予定しており、現在、下半期分(10~3月)として300校の応募を受け付けています。今後も、次代を担う子供たちに向けた教育支援活動を通じ、社会貢献を積極的に実践してまいります。 ※1 2004年2月13日に設立。代表は藤森涼子氏。テレビやラジオなどの気象報道番組で活躍する気象キャスターが協働して、気象・環境・防災教育を行い、地球環境問題の解決に努める非営利団体。 ※2 「小学校環境教育」(2006年開始)、「小学校ものづくり教育」(2009年開始)、「工場見学&環境/ものづくり教室」(2011年開始)などの小学生を対象に教育支援活動を実施。 ※3 2011年7月31日時点、延べ152,984人。 
(注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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