実装面積を大幅に省スペース化※1フラッシュライト用LEDドライバ※2を開発、発売

シャープは、スマートフォンなどに搭載するフラッシュライト用LED向けに、周辺回路の実装面積を大幅に省スペース化できるLEDドライバ<PQ7L3020>を開発、発売します。 スマートフォンなどに搭載されるカメラは高画素化が進んでおり、現在では800万画素が主流となっています。高画素カメラで暗いシーンを撮影するには、高輝度なフラッシュライトが必要であり、これを制御するLEDドライバのニーズが高まっています。 当社は、長年培った回路技術により、業界で初めて※3発振周波数※4を6MHzに高めた、1.5A出力の高輝度フラッシュライト用LEDドライバを開発しました。高い発振周波数で駆動することにより、従来の2MHzで駆動する場合に比べて、コイルなどの周辺部品の小型化が可能。本ドライバと周辺回路を含めた実装面積を約50%と大幅な省スペース化を実現し、搭載機器の小型化やデザイン性の向上に貢献します。 また、2チャンネル出力にも対応しており、2個のLEDを搭載するフラッシュライトの制御も可能※5です。 品名 | フラッシュライト用LEDドライバ | 形名 | PQ7L3020 | サンプル価格(税込) | 75円 | サンプル出荷時期 | 2012年3月30日 | 量産時期 | 2012年4月26日 | 月産台数 | 1,000千台 |

■ 主な特長 1. 業界初、6MHzの高発振周波数駆動に対応 2. 約50%の実装面積の省スペース化を実現し、搭載機器の小型化に貢献 3. 2チャンネル出力に対応し、2個のLEDを搭載するフラッシュライトの制御が可能 ※1 本ドライバを2MHz駆動対応モードで回路設計をした場合の実装面積に比べて、約50%縮小。 ※2 LEDドライバとは、LEDを点灯するために必要な電流を供給するデバイスの総称。 ※3 2012年3月12日現在。1.5A出力のフラッシュライト用LEDドライバにおいて。当社調べ。 ※4 発振周波数とは、本ドライバが内蔵するトランジスタを1秒間にオン/オフ動作させる回数。 ※5 入力電流0.75AのLED×2個の制御が可能。 
■ 仕 様
(Ta=25℃)
項目 | 仕様値 | 入力電圧 | 2.5~5.0V | LED電流 | MAX. 1.5A | 消費電流(スタンバイ時) | MAX. 3 μA | 発振周波数 | 2MHz/6MHz | 効率(トーチモード) | 95%/90% (3.6V、175mA、2MHz駆動時/6MHz駆動時) | 効率(フラッシュモード) | 91%/88% (3.6V、1A、2MHz駆動時/6MHz駆動時) | 動作温度 | -40~ +85 ℃ | 外形寸法 | 1.93×1.93×0.6[高さ] mm |

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