液晶テレビAQUOSを使った高齢者安否確認サービス 「見守りテレビ」の実証実験をスタート

埼玉県北本市(以下、北本市)とシャープ株式会社(以下、シャープ)は、高齢者の安否確認サービス「見守りテレビ」の実証実験を7月1日より開始いたします。市販のテレビを活用した安否確認サービスは、業界で初めて※1です。
この度の高齢者安否確認サービスは、シャープの液晶テレビAQUOS向けに提供している「見守りサービス※2」をもとに、高齢者の安否確認システムの導入に取り組んでいる北本市とシャープが共同で開発しました。本実証実験は北本団地自治会の協力のもと高齢者宅に液晶テレビAQUOSを設置し、電源のON・OFF操作やチャンネル操作の情報を、インターネットを介して、北本市や自治会が管理するパソコンに送信します。これらの情報と、毎日のテレビ操作の時間帯などを比較することにより、高齢者の暮らしを見守ります。 また、テレビの電源をONにすると自治会の掲示板に自動的にアクセスし、地域情報を表示します。さらに、テレビの画面上に表示される「体調アンケート※3」で、その日の体調を「よい、ふつう、いまひとつ」の3つから選択回答し、連絡することが可能です。これらの実証実験を通じて、安否確認の効果を検証し、実用化に向けて検討してまいります。
北本市は、「見守りテレビ」の実証実験を通じて安否確認システムの導入の有効性・課題を検証するなど、高齢者世帯の安否確認対策に取り組みます。 シャープは、クラウドサービスと連携した液晶テレビAQUOSの新しい用途を提案する「見守りサービス」をもとに、地域のニーズにカスタマイズ化した「見守りテレビ」のシステム開発を行い、当実証実験を通じて社会に貢献します。
■ 「見守りテレビ」実証実験
1. 対象 | : | 北本団地にお住まいの高齢者世帯(20世帯) |
2. 期間 | : | 7月1日~9月30日(予定) |
3. 内容 | : | 「高齢者宅」に液晶テレビAQUOSを設置(シャープから貸与)。 「高齢者宅」からインターネットを介して「北本市や自治会」のパソコンにてモニターする。 |
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| (1)<「高齢者宅」→「北本市や自治会」> テレビの電源ON・OFF操作と、チャンネル操作の情報を送信。 |
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| (2)<「北本市や自治会」→「高齢者宅」> テレビの電源ONで、自治会の掲示板にある地域情報を自動的に表示。 |
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| (3)<「北本市や自治会」→「高齢者宅」→「北本市や自治会」> 自治会の掲示板の中の「体調アンケート」に回答、「北本市や自治会」に現在の体調を連絡。 |
※1 2012年6月22日現在。
※2 2011年3月より開始。テレビの使用状況(電源のON/OFF)を、指定したアドレスに電子メールで自動送信。
※3 テレビの電源ONで、その日の朝の体調について、「よい」「ふつう」「いまひとつ」から、リモコンで回答を選択。
<補足資料>
■ 実証実験の概要図

■ 高齢者宅:「体調アンケート」
※画面はイメージです。
■ 北本市や自治会:「見守り情報閲覧ページ」
※画面はイメージです。

(注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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