シャープの「IT構造改革」を推進する戦略的パートナーシップを構築

シャープ株式会社(社長: 、以下シャープ)と日本アイ・ビー・エム株式会社(社長:マーティン・イェッター、NYSE:IBM、以下 日本IBM)は、シャープのIT構造改革を共同で推進するために、戦略的パートナーシップを構築することを合意いたしました。これに伴い、シャープとシャープシステムプロダクト株式会社※(以下 SSP)は保有する「エスアイソリューションズ株式会社」(以下 SIS)の全株式(計51.0%)を、2013年4月1日をもって日本IBMに譲渡し、SISは日本IBMの完全子会社になります。
※4月1日付でシャープドキュメントシステム株式会社と再編統合し、「シャープビジネスソリューション株式会社」となります。
SISは2001年3月に設立され、シャープの情報システムの開発や保守、運用業務を推進。ITコストを抑制するとともに、新たなIT技術の導入により業務の効率化を図るなど、様々な成果を挙げてまいりました。
こうした成果を踏まえ、IT環境の急速な変化に対応すべく、シャープと日本IBMはパートナーシップをさらに強化し、シャープのIT構造改革を推進してまいります。具体的には、日本IBMが、シャープの生産・販売拠点における業務アプリケーションの企画、開発、保守業務やシステム運用等のアウトソーシング業務を、新たに2013年2月1日から2023年3月31日まで約10年に亘って受託します。シャープは情報システムに関する戦略立案に特化することにより、ITコストの低減を図ります。
また、シャープとSSPは保有するSISの全株式を、2013年4月1日をもって日本IBMへ譲渡します。SISは日本IBMの完全子会社になることで、IBMが有する多様なソリューションや先進事例のさらなる活用が可能となり、シャープのIT構造改革に大きく貢献します。
今回の戦略的パートナーシップの構築により、シャープはIT構造改革を一層加速させ、日本IBMはその成功に向けて、引き続きシャープを強力に支援してまいります。
■ 「エスアイソリューションズ株式会社」について
商号 | : | エスアイソリューションズ株式会社 |
本社所在地 | : | 大阪市阿倍野区長池町22番22号 |
代表者 | : | 藤本直久 |
設立年月日 | : | 2001年3月27日 |
資本金 | : | 8,000万円 |
従業員数 | : | 182名(2013年3月1日現在) |
主要株主 | : | 日本アイ・ビー・エム株式会社(49%)、シャープ株式会社(40%) シャープシステムプロダクト株式会社(11%) (2013年3月1日現在) |
以上
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