新たな環境方針「環境共有価値(GSV)の拡大」を策定
「シャープ サステナビリティ レポート 2013」を公開

シャープは、2012年度のCSR活動の取り組みをまとめた「シャープ サステナビリティ レポート 2013」を、本日ホームページで公開しました。
当レポートでは、「マネジメント」「環境活動」「社会活動」の3つのパートに分けて、関連データや豊富な事例、ステークホルダーの声などとともに活動内容を紹介しています。
「マネジメント」では、コーポレートガバナンスに関する考え方や、リスク管理、コンプライアンス推進体制やその実践などについて記載しています。
「環境活動」では、当社の環境に配慮した商品やデバイス、技術、事業活動などについて説明。新たに策定した環境方針である「環境共有価値(Green Shared Value)の拡大」について紹介しています。
「社会活動」では、CSRの取り組みテーマと実績を各ステークホルダー別に記載しています。
なお、当レポートは英語版を9月、中国語版を10月に公開する予定です。
■ 「サステナビリティ レポート 2013」 トップページのイメージ
■ 新環境方針「環境共有価値(Green Shared Value)の拡大」について
新たな環境方針として「環境共有価値(Green Shared Value)の拡大」を策定しました。これまで、当社は省エネ・創エネ製品による温暖化ガス削減貢献量(ポジティブ・インパクト)が、自社の事業活動に伴う排出量(ネガティブ・インパクト)を上回り、さらに2倍にすることを環境目標に掲げてきました。
今回、排出量の算定範囲を、従来の「自社の事業活動に伴う排出量」から「素材調達から製品製造、輸送、製品使用、廃棄・リサイクルに至る、サプライチェーン全体」へと拡大。温暖化ガス排出源に関する国際的な基準である「Scope3」(スコープ3)に対応しました。
当社は、製品の省エネ性能の向上や小型軽量化、モーダルシフト※1などによって温暖化ガス排出量を削減するとともに、省エネ製品の創出と拡販などによって温暖化ガス削減貢献量を拡大します。スコープ3に対応することで、より幅広く温暖化ガス排出源を網羅したネガティブ・インパクトをポジティブ・インパクトが常に上回ることを目指し、全事業活動における環境配慮性を高めてまいります。
※1 モーダルシフト:貨物輸送において、より効率的な輸送手段へ転換すること。一般的にトラックや航空などから、二酸化炭素排出量が少なく、エネルギー効率も高い海運や鉄道へ転換することをさす。
※2 GSV指数:創エネ省エネ製品による温暖化ガス削減貢献量を、自社工場の排出量だけでなく、協力工場、協業他社も含め、サプライチェーン全体からの温暖化ガス排出量で除した値。

(注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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