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ニュースリリース 2013年9月20日

独自技術を活かした新規事業を展開

中近東での「植物工場」の事業化に向けた実証実験を開始

シャープは、中近東にある当社販売会社SMEF※1の敷地内に、イチゴを栽培する「植物工場」の実験棟を本年7月に設置し、9月から本格的な実験を開始しました。今後、実証実験を重ね、「植物工場」の事業化を目指してまいります。

日本産のイチゴは高級果物として中近東をはじめ海外で高い人気がありますが、傷みやすく日持ちしないことから、海外市場での流通が困難な状況です。栽培場所や季節、天候に左右されない「植物工場」でイチゴの栽培が実用化されれば、年間を通して新鮮なイチゴの「地産地消」が可能になります。

当実験棟は、密閉された完全人工光型の植物栽培施設です。LED照明を用いた光制御やプラズマクラスター※2技術を活用した施設内の空気管理、温度や湿度のモニタリングなど、当社が保有するエレクトロニクス技術を活用し、イチゴの生育環境をきめ細かく制御します。これにより、イチゴ栽培に必要なノウハウをデジタル化し、安定した生産と高い品質を実現します。

今後当社は、本実証実験で得た「植物工場」に関する技術やノウハウをベースに、工場のプラニングやモニタリングサービスからメンテナンスまでを提供する「植物工場」のエンジニアリング事業を、現地パートナー企業との連携により推進してまいります。

実証実験の概要

目的

中近東における「植物工場」の事業化

期間

2013年7月~2015年3月(予定)

栽培植物

イチゴ(日本産の糖度の高いイチゴ)

場所

SMEF※1敷地内に実験棟を設置

当社の技術

LED、プラズマクラスター※2技術など

・当実証実験は、大阪府立大学とのイチゴ栽培技術の共同研究に基づき進めています。

・当実証実験は、経済産業省が募集した「平成25年度中小企業経営支援等対策費補助金(農業成長産業化実証事業)」に採択されました。

※1 Sharp Middle East Free Zone Establishment (SMEF):アラブ首長国連邦ドバイに所在する販売会社

※2 プラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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