業界初※1 赤外発光LED、受光センサ、DSP(座標計算処理回路)※2を1パッケージ化
3Dモーションセンサ※3を開発、発売


シャープは、業界で初めて※1、赤外発光LED、受光センサ、DSP(座標計算処理回路)※2を1パッケージ化し、直接画面に触れずに操作できる3Dモーションセンサ※3<GP2Y8E01>を開発、発売します。タブレット端末やノートPC、カーナビゲーションなどに搭載することで操作性が向上するとともに、CPUへの負荷を抑え、省電力化にも貢献します。
本デバイスは、赤外発光LEDや受光センサに、受光センサが捉えた手の位置や動きを3次元(前後・左右・遠近)の座標に計算処理するDSPを加え、1パッケージ化しました。従来、計算処理は搭載製品のCPUで行っていましたが、本デバイスで行うことで搭載製品への負荷を抑え、省電力化にも貢献します。
また1パッケージ化することで、小型サイズ(7.9×3.9×3.4mm)※4を実現し、小型端末への搭載が可能となりました。さらに、タブレット端末などで広く使用されている通信規格のI2C※5インターフェースを採用し、製品への搭載を容易にしました。
本デバイスを急速に普及が進むタブレット端末に加え、FA機器(操作パネル)やアミューズメント機器など幅広い分野に提案してまいります。
品名 |
3Dモーションセンサ |
形名 |
GP2Y8E01 |
サンプル価格(税込) |
1,100円 |
サンプル出荷時期 |
10月31日 |
量産開始月 |
2014年3月 |
月産個数 |
10万個 |
■ 主な特長
1. 業界で初めて、赤外発光LEDと受光センサにDSPを加えて1パッケージ化し、搭載製品のCPUへの負荷を軽減
2. 小型サイズ(7.9×3.9×3.4mm)を実現し、小型端末への搭載が可能
3. タブレット端末などで広く使用されている通信規格I2Cインターフェースを採用し、製品への搭載が容易
※1 2013年10月28日現在。当社調べ。
※2 センサで検知した信号を計算処理することにより3次元座標として出力する回路。
※3 赤外線などを用いて、離れた手などの物体の位置や動きを検知するセンサ。
※4 外部出力端子を含まない本体のサイズ。
※5 2本の信号線で通信する同期式のシリアル通信方式の規格。

■ 仕 様
項目 |
仕様値 |
デバイスサイズ |
7.9×3.9×3.4(高さ)mm |
電源電圧 |
2.8-3.6V |
消費電流 |
Typ.3.3mA |
検知距離 |
5-20cm |
視野角 |
±15° |
検知精度※6 |
2mm@10cm |
動作温度 |
-20 ~ +85 ℃ |
※6 検知物:2cm角の白紙

(注) | ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。 |
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