業界で初めて※1、安全対策の周辺部品を一体化し、「安全性基準クラス1」※2を実現
アイセーフ対応※3赤外高出力半導体レーザを開発、発売


シャープは、業界で初めて※1、安全対策の周辺部品を一体化し、「レーザ製品の安全基準クラス1」※2を実現した3次元センサ用のアイセーフ※3対応赤外高出力半導体レーザ<GH4837A1TG>を開発、発売します。
3次元センサは、ゲーム機のジェスチャー入力などの用途で使用されています。その光源にはエネルギー密度が高い赤外半導体レーザが使われており、人間の眼に対する安全対策として拡散板などの周辺部品が必要です。
本デバイスはレーザ光を散乱させる独自構造の光学素子を一体化させることにより、眼の網膜に安全な露光量を定めている「レーザ製品の安全基準クラス1」を実現しました。安全対策用の周辺部品が不要となり、3次元センサの機構設計を簡素化するとともに小型化が図れます。
また、光ディスク用半導体レーザで培った端面窓構造※4の採用などにより、最大光出力700mWと電力変換効率36%を実現し、高精度化と低消費電力化に貢献します。
品名 |
アイセーフ対応赤外高出力半導体レーザ |
形名 |
GH4837A1TG |
サンプル価格 |
5,000円+税 |
サンプル出荷開始日 |
4月18日 |
量産開始日 |
7月31日 |
月産個数 |
10,000台 |

■ 主な特長
1. 業界で初めて※1、安全対策の周辺部品を一体化し、「レーザ製品の安全基準クラス1」※2を実現
2. 最大光出力700mWと電力変換効率36%を実現し、3次元センサの高精度化と低消費電力化に貢献
※1 2014年3月12日現在 3次元センサ用の赤外高出力半導体レーザにおいて。当社調べ
※2 JIS規格 JIS C 6802「レーザ製品の安全基準」で、通常の使用において安全とされるクラス
※3 眼に対する安全性を高めたレーザ
※4 レーザの光出射端面の光吸収を抑制した構造。端面の劣化を防止して光出力の向上が可能。

■ 仕 様
(Tc=25℃)
項目 |
条件 |
特性値 |
しきい値電流 |
― |
270mA |
全光束 |
動作電流=790mA |
530mW |
動作電圧 |
1.8V |
ピーク発振波長 |
830nm |
ビーム広がり角(平行) |
30° |
ビーム広がり角(垂直) |
30° |
電力変換効率 |
36% |
■ JIS規格 JIS C 6802「レーザ製品の安全基準」


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