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ニュースリリース

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2014年10月20日

小学生用デジタル教材を株式会社日本標準と共同開発

佐賀県多久市で、デジタル教材の実証研究を実施

 シャープは、小学生用学習教材を発行する株式会社日本標準(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:山田雅彦、以下「日本標準」)とタブレット端末向けのデジタル教材を共同開発し、日本マイクロソフト株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長:樋口泰行)の協力により、本教材を使用した実証研究を2014年11月下旬より佐賀県多久市の公立小学校で実施します。

 当社は、これまで教育用ソフトウェアの開発・販売や、電子書籍関連技術を活用した電子教科書の実証実験などに取り組んでまいりました。このたび、こうした取り組みにより培ってきた教育向けソリューションに関する技術やノウハウと日本標準の学習教材における知見をもとに、タブレット端末向けのデジタル教材を新たに共同開発しました。

 本教材は、「デジタル版 学力到達度診断※1」と「デジタル版 プリント教材」で構成されています。実証研究では、まず「デジタル版 学力到達度診断」でテストを実施し、各児童の学習課題を分析します。次に、学習の習熟度に応じた「デジタル版 プリント教材」を使用し、知識・理解の定着を図ります。また、当社が提供する学校向け教育支援システム「スタディシリーズ※2」を活用し、教員は自らが保有するパソコンで各児童の教材の進捗度合いや回答に至るまでの所要時間など学習状況を細かく把握できるので、個別に適切な指導を行えます。

 教育の現場では、タブレット端末や電子黒板などを授業に活用する取り組みが急速に進展しており、今後さらなる普及が見込まれています。当社は、今回の実証研究の成果に基づき、2015年度以降全国の小学校に向け提案してまいります。

実証研究の概要:

対象校

佐賀県多久市 公立小学校(3校)

参加数

5年生2クラス 約200人

実施期間

2014年11月下旬 ~ 2015年3月上旬(予定)

使用機器/ソフトウェア

・Windows® OS搭載タブレット端末 約200台
・「スタディシリーズ」“Interactive Study※3

使用教材

・デジタル版 学力到達度診断(国語、算数)
・デジタル版 プリント教材(国語、算数)

●株式会社日本標準について:
1950(昭和25)年の設立以来、教育図書・児童図書・小学生・中学生用学校用教材などの発行を手掛けています。特に、授業で使うドリル、テストなどの学校教材・図書は先生方からの評価も高く、日本中の多くの学校で採用されています。

※1 株式会社日本標準が、新しい評価(目標に準拠した評価)の考え方に沿って、すべての子どもの学力保障を実現するために開発した到達度評価型の観点別診断検査です。

※2 故・中山和彦、東原義訓、余田義彦、山野井一夫各氏の教育におけるコンピュータ利用の研究・実践課題を盛り込み、各氏と当社で共同開発した教育用ソフトウェア。

※3 教育支援システム「スタディシリーズ」で、Webネットワークを活用して授業、および学習を行うためのソフトウェア。

●「Windows」は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標または登録商標です。

実証研究(デジタル版 プリント教材)の流れ

デジタル版 プリント教材内容

デジタル版 プリント教材(国語)

デジタル版 プリント教材(算数)

●開発中の内容であり、変更になる場合があります。

教育向けソリューションに関する情報は、下記ホームページをご覧ください。

http://www.sharp-sbs.co.jp/edu/ 新しいウィンドウで開きます

 お問い合わせ先

お客様 : シャープビジネスソリューション(株) 販売推進部 大阪 (06) 6625-3233 / 東京 (03) 5446-8312

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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