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ニュースリリース

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2017年9月19日

業界で初めて※11社で光の三原色(赤色・緑色・青色)の半導体レーザの提供が可能に

緑色半導体レーザの量産を開始

緑色半導体レーザ<GH05130B2G(φ5.6 TO-CAN)>

 シャープは、ディスプレイ光源に適した緑色半導体レーザの2モデル<GH05130B2G/B5G>の量産を、本年11月より開始します。

 半導体レーザは、ブルーレイやDVDなどの光ディスクのデータの読み取り/書き込みやバーコードリーダーのスキャナーなど、様々な機器に搭載されています。最近では、プロジェクターの光源など、映像分野にも活用の幅が拡がっています。

 今回、当社は緑色レーザがラインアップに加わることで、業界で初めて、1社から光の三原色(赤色・緑色・青色)の半導体レーザを提供することが可能となります。お客様のご要望により光の強さやレーザ光の形状などの光学特性や、電流値などの電気特性の調整に応じることで、開発期間の短縮や調達業務の負荷軽減に貢献します。

 本緑色レーザは波長515nm、光出力30mWを実現。標準タイプの直径5.6mmとコンパクトな直径3.8mmの2種類の金属パッケージを揃えました。市場が拡大する小型プロジェクターやヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)※2、ヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)※3などの光源として、お客様の多様なご要望に対応してまいります。

 なお、本製品は、10月4日(水)~6日(金)に幕張メッセ(千葉県美浜区)で開催される光技術の国際展示会「InterOpto 2017」に出展します。

品名

緑色半導体レーザ

形名

GH05130B2G(φ5.6 TO-CAN※4)/GH05130B5G(φ3.8 TO-CAN※4)

サンプル価格(税込)

10,800円

サンプル出荷開始日

2017年10月20日

量産時期

2017年11月中旬

月産台数

1,000,000台

主な特長

1.ピーク発振波長515nm、光出力30mW

2.標準的な直径5.6mmの金属パッケージに加え、小型化のニーズに応える直径3.8mm金属パッケージの2種類をラインアップ


※1 2017年9月19日現在、1社から量産・発売されている半導体レーザにおいて。当社調べ。

※2 HUD:Head Up Display(車のフロントガラスなどに情報を表示するディスプレイ。)

※3 HMD:Head Mount Display(頭部に装着し、仮想空間などを表示するディスプレイ。)

※4 φ5.6 TO-CAN : 直径5.6㎜金属パッケージ、φ3.8 TO-CAN : 直径3.8㎜金属パッケージ。

緑色半導体レーザ<GH05130B5G(φ3.8 TO-CAN)>

仕 様

項目

条件

特性値※5

しきい値電流(TYP.)

-

70 mA

動作電流(TYP.)

光出力=30mW

150 mA

動作電圧(TYP.)

6.3 V

ピーク発振波長(TYP.)

515 nm

ビーム広がり角

(TYP.)

平行

7.5°

垂直

22°

※5 発売時には変更の可能性あり

 お問い合わせ先

お客様 : 電子デバイス事業本部 レーザー事業部 企画部(084)940-1920

(注)
ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

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