シャープ第1号冷蔵庫 1957年製<HR-320>
シャープは、今年で白物家電60周年を迎えました。また、本年12月に冷蔵庫世界累計生産6,000万台を達成しました。
1950年代後半、家庭の豊かさの象徴として普及しはじめた冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビが「三種の神器」と呼ばれて家電の需要が高まる中、当社は1957年に冷蔵庫、掃除機、洗濯機の生産を開始。さらに、皇太子殿下ご成婚の消費ブームを受けて、家事の負担を軽減させる便利な電化製品の量産体制を確立するため、1959年7月大阪府八尾市にオートメーションの工場を竣工しました(現在の八尾事業所)。
以降、冷却方式の主流となる「ファン式霜なし2ドア冷蔵庫(1968年)」、チルド室の先駆けとなる「フレッシュルーム(1972年)」、野菜室独立の先駆けとなる「独立野菜室3ドア冷蔵庫(1974年)」など現在の冷蔵庫の礎となる製品や、「業界初 左右開き(どっちもドア)冷凍冷蔵庫(1988年)」、「業界初 ノンフロン真空断熱材(1994年)」、「世界初 液晶インフォメーションパネル搭載(2000年)」、「クラス最大冷凍室※1メガフリーザー(2014年)」、「AIoT※2クラウドサービス対応(2017年)」など、さまざまな技術革新を実現し、生活スタイルの変化に対応した製品を作り続けてまいりました。
また、海外では、1974年にインドネシアで生産を開始、40年以上にわたって地元のニーズにこたえる製品開発や生産を続けています。1988年にはタイ、1997年には中国での生産を開始。タイ工場は主力工場として、直冷式の1ドア小型タイプからインバーター式5ドア大型タイプまで豊富なラインアップを生産し、アセアン地域、中近東、オセアニア、欧州、中国、日本などへ供給しています。
当社は、鮮度保持の向上や、環境に配慮した省エネ性能の向上など、60年間にわたり技術革新に取り組んでまいりました。これからも新技術の開発に取り組み、世界各地域でローカルフィットした製品を提供し続けるとともに、お客様の暮らしに寄り添い続けてまいります。
<冷蔵庫生産拠点>
※1 SJ-GT47A冷凍ゾーン全体の定格内容積173L。定格内容積451~500Lクラスの国内家庭用ノンフロン冷凍冷蔵庫において。2014年9月3日当時。
※2 「AIoT」は、AI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョンです。「AIoT」はシャープ株式会社の登録商標です。
シャープAIoTクラウドサービス
「COCORO KITCHEN」対応冷蔵庫
2017年製<SJ-GX55D>
■ 累計生産6,000万台達成経過
累計生産
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達成年
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累計所要年数
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1,000万台
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1993年
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達成まで36年
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2,000万台
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2002年
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達成まで45年
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3,000万台
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2007年
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達成まで50年
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4,000万台
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2011年
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達成まで54年
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5,000万台
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2014年
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達成まで57年
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6,000万台
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2017年
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達成まで60年
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■ 冷蔵庫60年の歴史
年
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沿革
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1957年
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第1号機<HR-320>を生産。平野工場(大阪市平野区)でキャビネットのプレス・塗装などを、田辺工場(大阪市阿倍野区)で組立・検査を行う。
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1959年
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八尾工場(大阪府八尾市)で生産開始
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1966年
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冷蔵庫生産における基本技術となる「硬質ウレタン断熱材」<SRU-150>
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1968年
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冷却方式の主流となる「ファン式霜なし」2ドア<SUH-162>
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1972年
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チルド室の先駆けとなる「フレッシュルーム」<SJ-1971>
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1974年
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野菜室独立の先駆けとなる「独立野菜室」3ドア<SJ-3300X>
インドネシア工場(ジャカルタ)で冷蔵庫生産開始
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1976年
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業界初 3ドア冷蔵庫主力の起爆剤となる「上段冷蔵室」3ドア<SJ-6400X>
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1981年
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「センターピラーレス広々冷蔵室」4ドア<SJ-312ZA>
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1982年
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業界初 「解凍室」付き<SJ-29K3>
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1984年
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「真空断熱材」<SJ-31D5W>
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1986年
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電子レンジと融合した「クッキング冷蔵庫」<SJ-30R7>
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1987年
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現在の脱臭機能性能の基本となる機能「オゾン式電子脱臭装置付き」<SJ-32V8>
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1988年
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業界初 「左右開き(どっちもドア)冷凍冷蔵庫」<SH-38WH>
タイ工場で冷蔵庫生産開始
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1990年
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左右上段に冷凍・冷蔵室ワークトップ「サルーン」510<SJ-51SC>
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1991年
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業界初 ファジィで均一0℃「ファジィ特鮮ルーム」<SJ-W40F>
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1994年
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業界初 「ノンフロン真空断熱材」<SJ-N45M>
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1996年
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「ステンレスフリーザー」<SJ-SE40R>
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1997年
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中国工場で冷蔵庫生産開始
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2000年
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世界初 「液晶インフォメーション」、および 業界初 現在のパネル冷却の先駆けとなる 「潤いパネル冷却」<SJ-LC42D>
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2001年
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業界初 「除菌イオン(プラズマクラスター※3)」、および「タテ収納区分野菜室」<SJ-SV50F>
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2005年
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業界初 「愛情ホット庫」<SJ-HV46J>
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2006年
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海外で4ドアの冷蔵室に左右の仕切りが無い大容量冷蔵庫「ダブル・フレンチ・ドア」
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2007年
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インドネシア工場で累計生産500万台達成
タイ工場で累計生産500万台達成
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2008年
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業界初 「除菌イオンシャワー」+「ミスト冷却」清鮮うるおい冷蔵庫<SJ-KF50R>
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2010年
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高湿度シールド構造採用「シャキット野菜室」<SJ-XF52T>
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2011年
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業界初 「プラズマクラスター脱臭・除菌システム」、および当社独自の家庭でロックアイス調の氷を自動で作れる「おうちでロック製氷」<SJ-GF60W>
中国工場で累計生産500万台達成
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2012年
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インドネシア工場で累計生産1,000万台達成
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2013年
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業界初 地震などの揺れを感知し自動的に冷蔵室ドアをロックする「対震ロック」、および暮らしにヒントを与える「ココロエンジン」<SJ-GF60Y>
タイ工場で累計生産1,000万台達成
インドネシア工場をジャカルタからカラワンへ移管し、生産能力を1.5倍に引き上げ
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2014年
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クラス最大冷凍室※1「メガフリーザー」<SJ-GT50A>
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2016年
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業界初 「蓄電池連携 停電モード付」<JH-DT55B>(6月15日)
インドネシア工場で累計1,500万台達成
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2017年
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AIoT※2クラウドサービス「COCORO KITCHEN」<SJ-GX55D>(10月19日発売)
業界初 右からも左からも自動で扉が開く「電動どっちもドア」<SJ-WX55D>(10月26日発売)
タイ工場で累計1,500万台達成
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※3 プラズマクラスターロゴ(図形)およびプラズマクラスター、Plasmaclusterはシャープ株式会社の登録商標です。