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社員紹介

福井(ふくい) 崇久(たかひさ)

世界中の人々が
便利で安心・安全に
幸せになるための
無線通信の実現。

  • 研究開発本部
  • 技術系 [ネットワーク/AIシステム技術]
  • 2020年入社
  • 工学研究科 電気・電子情報工学専攻 了

仕事内容

技術検討

私の所属する部署では、移動体通信技術 (5G/6G等) や映像符号化方式 (HEVC/VVC等) の国際標準化に取り組んでいます。皆さんが、世界中どこにいても、いつでもスマートフォンで通信ができるのは、通信技術が国際的に統一されているからです。私たちは、3GPPという標準化プロジェクトに参加し、世界中の技術者と技術検討や議論を重ね、世界中の人々が利用できる通信システムを作り出しています。この通信システムは現在“5G”として普及され、シャープだけでなく、様々なスマートフォンメーカーや通信キャリアが“5G”を採用しています。皆さんがお持ちのスマートフォンにも“5G”と書いてあるかもしれません。私たちは、より便利、より安心・安全な無線通信を提供できるように基礎研究から実証実験まで行っています。

やりがい

世界中の人たちと“同じ目標”に向かって挑戦できることです。2~3カ月に1回行われる3GPP標準化会合は、ヨーロッパ・アメリカ・中国等色々な場所で行われます。そのため、3GPP標準化会合へ参加することで、世界中の企業からの参加者との交流があります。仲良くディナーをすることもありますが、会合では技術に関するディベートが多く生じます。しかし、会合のディベートは口喧嘩のようなものではないです。参加者全員が、より便利、より安心・安全な無線通信を提供できることを望んでいるからこそ、同じ目標に向かったディベートをしています。このように、一人ひとりが熱心に協力して、1つの通信システムを作り上げていくことにやりがいを感じています。

入社してからの経験

私はシミュレータ開発の経験が印象に残っています。3GPP標準化会合で自社技術を提案するためには、シミュレータを用いた技術検討が必要不可欠です。例えば、提案Aが提案Bよりも良いことをシミュレータで証明することができれば、提案Aが次世代の通信システムに採用されやすくなります。そのため、シミュレータは非常に重要ですが、シミュレータ開発は“5G”を開発するようなものであるため、全ての技術を網羅する必要があります。勉強を通してシミュレータを作り上げた経験は、無線通信の根幹を理解することに繋がり、成長を感じられることと同時に、自身で“5G”を完成させたという気持ちを味わえました。

One day time-line (ある1日のスケジュール)

8:30 出社、メールチェック。
9:00 海外研究所 (アメリカ、中国) とのミーティング。
11:30 お昼休み。
12:30 他社技術の分析、自社技術の精査。
14:00 特許検討、技術検討。
16:00 シミュレーション業務。
17:00 チーム内ミーティング。
17:45 退勤。
  • 通常業務
  • 3GPP標準化会合

入社動機

国際標準化プロジェクトでの高いプレゼンス

大学院での無線通信研究の経験を活かしつつ、最先端の無線通信技術に触れたいと思い、研究職を志望していました。シャープを選んだのは、常に最先端の議論が行われる3GPP標準化において、高いプレゼンスと多くの標準必須特許を保有していたことがきっかけです。また、就職活動ではジョブマッチングによって希望部署の方々とも多く接点を持て、親身に話して頂けたことが好印象でした。

オフタイム

仕事を忘れてバンド活動

土日祝は仕事を忘れて、バンド仲間とセッションやライブを楽しんでいます。勤務地の幕張は地元ではないですが、大都会なので色んな人たちの出会いがあります。

ライブ演奏

学生の皆さんへメッセージ

背伸びをした目標を持って

積極的に、少し背伸びをした目標に向かって行動することをお勧めします。就活では不安なことが多く、弱気になりがちかと思いますが、だからこそ不安なことを考える間も与えないくらい、どんどん行動をしてみてはどうでしょうか。また、少し高い目標を立てることで、就活を通して自身が成長していくのを感じられるのではないかと思います。応援しています!!

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