社員紹介
細川 皓平
変わりゆく
オフィス環境を支え続ける
デジタル複合機の
設計開発。
- スマートビジネスソリューション事業本部
- 技術系 [機構設計技術]
- 2019年入社
- システム工学研究科 システム工学専攻 了
仕事内容
やりがい
シャープの複合機は日本国内だけでなく、海外でも利用されています。そのため、さまざまな環境を想定して設計検討しなければなりません。用紙の積載状態は温度湿度や用紙の種類によって大きく変わります。ただ積み上げるだけでなく、ユーザーが取りやすいようにいかにきれいに積載できるか、仕様を満たす形状にすることは意外と難しいです。先輩社員の経験や知識に助けられながら、何度も設計と検討を繰り返していました。そして、苦戦しながら試行錯誤した結果、求められた性能を満たすことができたときに達成感が得られました。
入社してからの経験
配属当初は、まず開発全体の流れを知るためにOJTの一環としてCADの使い方を勉強しながら小さな部品の形状を変更し、部品を加工して検討を行いました。その後は先輩社員の補助として排紙トレイや通紙性能の向上のために、複合機を実際に分解したり組み立てながら検討・評価を行いました。時には、より良い製品とするために高温湿環境での評価など大変な思いをすることもありました。この経験を通して複合機の基本的な構成や特性を学びました。ほかにも同期の有志で集まり新入社員研修で行われるグループワークを企画するなど普段の業務とは少し異なる経験をすることもできました。これからも多くのことを経験して良い製品を作っていきたいと考えています。
8:30 | 始業。メールチェック。 |
---|---|
9:00 | 打合せ資料整理・確認。 |
10:00 | グループ打合せ。業務の進捗報告・相談。 |
12:10 | 昼休憩。社員食堂にて同期と昼食。 |
13:10 | 昼礼。 |
13:20 | 実験。打合せ内容をもとに検討。 |
16:00 | 実験データの整理・考察。 |
17:15 | 終業。 |
新しいモノ、おもしろいモノで人の役に立つ
私は人の役に立てる独自の製品を設計したいと考えていました。シャープを志望したのは、常に8Kやロボホンといった一歩先の独自の路線を進む姿勢に惹かれ、ここでなら新しいモノ、おもしろいモノに携わることができると考えたからです。また、ワーク・ライフ・バランスに対する取り組みなどメリハリのある働きやすい環境も決め手の1つでした。
同期の友人とのふれあい
コロナ禍の前は個人や同期と一緒に観光に出かけることが多かったです。最近は寮内で同期とお酒を飲みながらボードゲームをしたり、時には会社について語ったりしています。お酒好きの同期が多く、一緒に梅酒を漬けました。個性的なメンバーが多く、学生時代とは異なる新たな経験ができ、日々の刺激となっています。

軸をもとに視野を広げて
就職活動は、自分が何をしてきたか振り返り、何をしたいかを改めて考える機会になると思います。自分の軸となる考えやワードを見つけ、その軸をもとに視野を広げて自分に合った企業を見つけていきましょう。その中でシャープが選択肢の1つになると幸いです。今は社会全体、ビジネス、オフィスが大きく変わる時代になっていて、シャープも変わっていく必要があります。さまざまな場所、規模で新規事業も考えられています。新しいことに挑戦できる機会はたくさんあると思います。一緒にチャレンジしていきましょう。
シャープは家電やスマホといったBtoCの製品だけでなく、BtoBの製品も数多く取り扱っています。私の所属するスマートワークソリューション事業部ではそれらの製品の1つであるデジタル複合機を中心としてオフィス環境の向上を手掛けています。私は入社以来、複合機の開発に携わり、現在は新型のA3複合機の給紙搬送系、特に印刷された用紙が積載される排紙トレイの設計・検討を担当しています。先輩社員や上司に日々指導を受けながら、CAD上で設計し、設計データをもとに簡易的な試作品を作って実機で検討を行い考察・修正するというサイクルを繰り返すことで、ユーザーにより良い製品を提供することを目指しています。また、部門内での活動として、新たなオフィス事業を考案するためのミーティングにも参加し、より幅広い視点でユーザーに寄り添うような製品や技術を模索しています。