社員紹介
松浦 希望
漫然と仕事をこなすのではなく
効率よく正確に仕事をするには
どうすれば良いかを常に考えて
仕事に取り組む。
- シャープセンシングテクノロジー株式会社
- 技術系 [デバイス技術]
- 2013年入社
- 工学研究科 電気・通信工学専攻 了
仕事内容
やりがい
カメラモジュールの設計や評価等での多岐にわたる仕事をこなした結果、実際に自らが開発した製品 (カメラモジュール) が世界中で販売され、多くの方々に使っていただいていることに喜びを感じています。特に感慨深かったのが、私が入社1年目に初めて担当したモジュールです。機種名をHOPEといいます。私の下の名前が、希望と書いてノゾミというのですが、そこから名前を付けました。当初は携帯電話用に設計していたものですが、ロボホンにも採用されました。自分の名前付いているものがシャープの象徴的な製品に使われていて、非常にやりがい感じるとともに、身の引き締まる思いを感じています。
入社してからの経験
新入社員研修で3か月ほど営業部門に配属され、市場調査、在庫管理、顧客対応などを経験し、その後はカメラモジュール開発部門に配属され、一貫してカメラモジュールの開発に携わっています。
担当業務はいろいろで、入社当時は上司、先輩方に教わりながら設計や不良解析などを担当していました。入社4年目からはベトナムの協力工場に出張ベースでの勤務となり、工場での試作流動状況の管理を担当しました。ところが出張し始めて半年ほど経った頃に体調をくずし、日本での勤務に戻りました。それまでは長時間勤務でガムシャラに働き成果を出すというスタイルでしたが、長時間勤務も難しくなり、短時間で効率よく業務する必要があると気づきました。日本勤務になったことで担当業務も各種手続き関係などの効率化しやすい業務になったということもあり、現在は実際の手続き業務と並行して、それら業務の効率化を検討・提案・展開することをメインに取り組んでいます。
9:00 | 業務開始。メールチェックし、その日の業務を整理する。 |
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9:30 | 他の人に依頼する業務や急ぎの業務から取り掛かる。 |
10:30 | 海外の工場が始業。電話会議で試作状況、課題などを確認・共有。 |
11:30 | ランチタイム。 |
12:30 | 工場で取得したデータを解析し、特性を検討、資料作成。 |
15:00 | 工場と電話会議を実施。試作品特性を協議、今後の方針を決定。 |
17:00 | 工場で実施するアクションアイテムを指示する。 |
17:45 | 業務終了。 |
独創的な製品を作る現場で働いてみたい
もともと家電製品が好きだったということと大学で学んだ専門知識を活かすことができると考えて電機業界を選びました。その中でも、シャープの独創的な製品を作れる企業風土に魅力を感じ、自分でも独創的な製品を作る現場で働いてみたいと思い、シャープへの入社を決めました。
ホットックで煮込み料理
余暇はたいてい家にこもって、料理を作っています。家にこもる上でも効率化を追求したく、いろいろな家電を駆使しています。シャープでもさまざまな家電を発売しており、私も新製品が発表されるのをシャープファンの一人として楽しみにしていて、ボーナスのたび1つずつ買い足しています。特に最近はホットクックを購入し、長時間の煮込み料理や低温調理などの手間のかかる料理を楽しんでいます。
料理のレシピというと昔は本を買うかもしくはレシピサイトが主でしたが、最近は専ら動画配信サイトです。プロ/アマ問わず、多くの方が料理動画を投稿されていて、気に入ったものをホットクック用にアレンジして作っています。焼き加減やコツがつかみやすく、とても気に入っています。

バランスを大切に
就職活動は自分を見つめ直し成長できる良い機会だと思うので、自分に何ができるかよく考えて、悔いの残らないように精一杯頑張ってください。ただ、就職してからもそうですが、頑張りすぎて体調を崩しても本末転倒なので、就職活動と遊び、休憩のバランスを大切にしていただければと思います。
カメラモジュールの設計、試作品の特性評価、改善、試作歩留まりの向上の検討などの仕事をしています。
カメラモジュールの設計では、カメラモジュールを量産化できるようにするため、モジュール自体の設計 (図面作成等) や試作品の評価はもちろん生産に使用する部材の評価、装置や治工具の設計・評価など多岐にわたった内容を対応しています。量産化するまでの設計や評価以外でも、試作のための部材や治工具を購入する手続きや量産するための社内システムへの登録、関係者との会議開催等もしています。
このように仕事内容が多岐にわたっていることから、ただ漫然と仕事をこなすのでは仕事がまわらなくなるので、効率よく正確に仕事をするにはどうすれば良いかを常に考えながら取り組み、必要に応じて業務のやり方を変更したり、自動化したり、無駄な仕事は無くしたりといった対応をしています。