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社員紹介

中谷(なかたに) みお

よりよい商品を届け続けるため
社内・社外パートナーとともに
強いサプライチェーンを築く。

  • 調達本部
  • ビジネス系 [調達]
  • 2009年入社
  • 外国語学部 卒

仕事内容

海外拠点との打ち合わせ後のアクションプラン確認

私が所属するSAS調達部では主にSmart Appliances & Solutions 事業本部内の部材、設備、プロモーションの調達業務を行っています。調達部材は樹脂などの素材から機能部品等多岐に渡りますが、その中で私は電子部品の購買・調達を担当しています。主な業務内容は以下の3点です。

  1. 仕入れ先の決定、開拓
    新製品開発時、担当部品の仕入れ先を選定します。また継続的に購入している部品よりもコスト競争力のあるメーカーの開拓も行っています。
  2. 購入部材の価格決定、仕入れ先との交渉による価格低減
    開発部門からの要求仕様を基に各取引先に見積もりを依頼します。特に取引金額の大きい部品については発注シェアを明確にするため、入札を行い、コスト競争力の強化を図ります。継続購入している部品は社内関連部門や海外生産拠点と連携して調達戦略を策定し、仕入れ先と交渉を行い、コストダウンを引き出します。
  3. 部材の供給枠確保
    仕入れ先と部材の供給時期や数量等の情報を共有し、仕入れ先の生産枠を確保します。また台風や地震等の災害等で仕入れ先が被災した場合も代替品の取引先と交渉し、供給枠を確保することも調達業務の一つです。

やりがい

社内外を巻き込んで策定した調達戦略に基づき、仕入れ先からコストダウンを引き出せたときは会社の利益に貢献できる時でもあり最もやりがいを感じます。取引先から戦略提案を受け、社内を説得して発注を集中させる施策も取り入れることで社外と協力してコスト競争力の強化を図ることもあります。

また取引先が多岐に渡るため、多くの人と関われることもやりがいのひとつです。多くの取引先から様々な情報が入ってくるため、現在でも学ぶことが多く、沢山の刺激を受けます。特に配属1年目で最初に渡された名刺100枚が3か月足らずでなくなってしまったことは驚きでした。時に取引先の経営幹部が当社を訪問されることもあり、シャープの代表窓口として気を引き締めて対応しています。

さらに家電という一般消費者に近い製品に関わっていることもあり、部品採用された仕入れ先から「売り込んだ部品が入ったエアコン買いました!」等のお声を頂く機会も多く、営業とは違ったかたちでシャープファンが増えるのを目にできるのも励みになっています。

入社してからの経験

入社後、研修と営業実習を終え2010年に現在の部署に配属されました。配属後より電子部品のバイヤー業務を継続して担当しています。所属する部署では業務担当が部品別に分かれており、配属当初3年程は半導体やプリント基板の調達担当をしていました。海外出張時には担当部品の枠を超え、海外拠点にて日系・外資系メーカーを含めた仕入先約20社と商談会を開催しました。バイヤー業務と並行してLED照明の社外完成品の購買、取引先管理業務を経験した後、2度の産休・育休を経て現在の業務担当となっています。

現在も電子部品という枠の中で積層セラミックコンデンサ等の受動部品やLCD等のモジュールデバイス等8種の電子部品のバイヤーを担当しています。

復職後は会社の制度を活用し、時短フレックス勤務を利用しています。子供の急な体調不良等で休まなければならない、早退しなければならないこともあり、その日の業務はできるだけ片づけるようにしています。また業務の重要案件については同じグループの同僚、上司と共有し、不在時でも対応してもらえるようこまめに“ほうれんそう”を心掛けています。

One day time-line (ある1日のスケジュール)

8:00 上の子を見送り、家を出発。下の子を保育園に送り届けます。
9:30 出社。メールに目を通して、自分の一日の業務スケジュールを確認します。
10:00 取引先との交渉用の資料作成、社内回付書類の作成。
11:00 開発部門と打ち合わせ 新製品の設計方針を確認し、部品の調達戦略について方針を考えていきます。
その際にお互い情報交換を行いコストダウンのネタがないかも確認します。
12:00 昼食。同じ部門の同僚と一緒に昼食をとります。
13:00 取引先と打ち合わせ。来期発注予定の部材に関するコスト交渉を行います。
15:00 海外拠点とTV会議 コストダウンの進捗確認を互いに確認し、次のアクションプランと業務担当を決定します。
16:00 TV会議の議事を纏め、打ち合わせで決定したアクションプランを纏めます。
16:15 退社。保育園と学童に子供を迎えに行き、帰宅します。
  • 取引先との交渉

入社動機

モノや技術を海外に発信したい

日本企業のモノや技術を海外に発信していきたいという希望をもち、就職活動を行っていました。その中でシャープは“国内初”“業界初”の商品で生活文化の創出を行ってきたという先進的なイメージがあり、それを海外に発信していきたいと思ったのが入社のきっかけです。

また旅行で海外を訪れた際、当時他社の電機メーカーの製品や看板は見かけるのにシャープ製品を見かけなかったことで自分の海外での経験が活かせる可能性を感じ、自分もこの企業の一員なって海外に多くの商品を広めていきたいと入社を決意しました。

オフタイム

パートナーの影響でラグビー好きに

平日は夫も仕事で、子供たちも保育園に学校にと一緒に過ごす時間が限られているため、休日は外出したり、公園に遊びに行ったり、一緒に過ごしています。夫と私の両親の家に遊びに行ったり、来てもらうことも多く、家族とともに過ごす時間を大切にするようにしています。

また学生のころから旅行が趣味なので、まとまった休みができれば国内外問わず旅行にいっていました。子供ができてからは海外に行く機会が減りましたが、家族で国内の各地の温泉や水族館巡りをしたり、国内旅行を満喫しています。

結婚してからは夫のラグビー好きに影響され、ラグビー観戦も趣味の一つです。シーズン中には旅行とあわせて日本各地のラグビー場に足を運んでいます。2019年のラグビーワールドカップの際も西は九州、東は神奈川と各地へ出向き、色々なチームの試合を観戦しました。

ラグビーワールドカップにて大分にて準々決勝を観戦

学生の皆さんへメッセージ

「どのように生きていきたい」かを考える機会

就職活動はやらなければいけないものと思っていませんか? 私も働いたこともないのにやりたいことがわかるわけないと内心思っていました。しかし自分の今までの経験を振り返って今後の人生についてじっくり考える機会はなかなかありません。「何をして生きていきたいか」を的確に見つけるのは難しいかもしれませんが「どのように生きていきたい」かを今までの人生と照らし合わせて考えてみるのは就職活動に限らず、今後の人生のターニングポイントにおいて重要になると思います。その中で皆さんにはさまざまな選択肢があると思いますので、焦らず自分が進みたい道を見つけていってください。

また社会人になると驚くほどに時間が過ぎるのが早いです。旅行に行く時間、勉強する時間、遊ぶ時間など自分のためにまとまった時間を作るのは社会人にとって思った以上に難しいことです。時間は学生の皆さんにとっての特権です。自分のために使える時間を学生の間に是非満喫してください!

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