社員紹介
篠崎 大祐
“人”と“商品”
その両方をつくる
おもしろさを実感
- 研究開発事業本部
- 技術系 [材料技術]
- 2009年入社
- 融合科学研究科 画像マテリアルコース 了
仕事内容
やりがい
研究開発の仕事の魅力は、なんといってもひとつの技術に関して、基礎研究から商品化まで、すべてのプロセスに携われること。前例がないことにチャレンジし、自ら新しいものを生み出して行く楽しさがあります。同時に、一緒に研究に携わるメンバーの育成にもおもしろさを感じています。自分が育て上げたメンバーとともに開発チームを立ち上げ、商品企画を行い、市場にその製品を送り出す。そして、今度はそのメンバー各々がリーダーとなり、新たなチームを立ち上げて新しい商品を生み出していく・・・そんな、“人”と”商品”の両方をつくり上げる環境に魅力を感じています。
入社してからの経験
入社後、研究開発本部に配属となり、これまで、新規広視野角フィルムや採光フィルムの研究に携わってきました。自分の担当業務に関して、計画立案し、設計および試作、そして測定・評価、課題抽出、改善に向けたアイデア考案というようなPDCAサイクルを回して商品開発を進めていきます。同時に、そこで確立した技術を権利化するための特許出願も行います。
こうした一連の流れの中で学んだのは、プロジェクトを管理するノウハウ。限られた開発期間の中でやるべきことを選定し、個人として、チームとして効率よく業務を進める術を学びました。こうした経験は、新たな商品開発にも役立っています。
6:30 | 起床。横で寝ている子供たちを起こさないよう気を付けながら準備。 |
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7:00 | ニュース記事をチェックしながら朝食。 |
7:30 | 家を出発。通勤電車内では、ネットラジオで英会話を聴きながら日々リスニング能力の鍛錬。 |
8:30 | 会社到着。勤務開始まで仕事環境の整理。 |
9:00 | 始業。メールチェックの後、実験データの整理。得られたデータを確認し、自分なりの考えをまとめます。 |
11:00 | グループ会議に向けた資料の作成。 |
12:00 | 持参したお弁当で昼食。 |
13:00 | グループ会議。自身の進捗度合をメンバーと共有。得られた意見を開発の参考にします。 |
15:00 | 実験準備。メンバーの意見を取り入れながら、新たな評価に向けて始動。 |
16:00 | 測定、評価。実験室にこもって測定。ミスがないか気を付けながらデータの確認を行います。 |
17:30 | 後片付け。終業後、帰宅。 |
19:30 | 帰宅後、今日のでき事など会話を楽しみながら、家族4人で食事。 |
21:00 | 自己啓発。資格取得に向けた勉強 |
ライフスタイルを一変させる商品をこの手で作り上げる
将来、世の中のライフスタイルを変えるような商品を生み出したいと思っていました。シャープは世界初や日本初のおもしろい製品をつくる会社だったので、その点にとても興味をもっていました。まずは、「自分が会社に入ったらどのようなことを成し遂げたいのか?」という将来の明確なビジョンをしっかりと持つことに注力。そして、自分の考えや熱意をわかりやすく伝えることを意識しながら面接に挑みました。
子供たちから刺激を受ける
休日は家族と過ごす時間を大切にしています。3歳の息子と1歳の娘がいますが、彼らとずっといるといろんな発見があってとても刺激になりますし、何より笑顔に癒されています。

精一杯、頑張って!
いろいろ大変な面はあるかとは思いますが、就職活動から得られるものは今後の皆さんの人生においてとても強い味方になってくれることばかりです。ですので、悔いが残らないように精一杯頑張ってください。
研究開発事業本部は、生活環境ソリューション研究所、材料・エネルギー技術研究所、通信・映像技術研究所の3つの研究所からなり、それぞれ、未来のシャープ製品の礎となるような要素技術やニーズ開発を進めています。これまでシャープでやっていなかったことやゼロベースで開発するものも多く、みなさんにとっては、「こんな開発をシャープでやっているんだ」と驚くものばかりかもしれません。
そんな中で私が担当しているのは、蓄熱材料を用いたウェアラブルアプリケーションの開発です。この製品は『気持ちよさ』が重要なので、人が感じる”快適性”をどうやってわかりやすくデータで示すかに着目し、文献調査や他部署にコンタクトを取りながら解決の糸口を見つけ出しています。これ以外にもたくさんの評価項目があり、その多くはあまりなじみがないので苦労する点も多いですが、作製した試作品を実際に手に取ってもらい、「これはいい」「早く製品化して欲しい」といったご意見を頂いたときにはとてもやりがいを感じますし、今後のモチベーションアップにもつながっています。
少しでも早く世に商品を送り出せるよう、気持ちを引き締めて取り組んでいます。