社員紹介
許 嘉能
常にディスプレイ業界の
動向に注目し、
シャープを代表できる
次世代の技術を創出する。
- シャープディスプレイテクノロジー株式会社
- 技術系 [表示 (ディスプレイ) 技術]
- 2022年入社
- 理学府 化学専攻 了
仕事内容
やりがい
液晶ディスプレイは私たちの毎日の生活において様々な場面で使われており、このような身近な製品の開発において、これから価値のある新しい発見や技術を生み出し、社会貢献につながることがやりがいと感じています。また顧客の要望に応じて試作を提供する機会も多く、顧客から良い評価を頂いたときは仕事のモチベーションも上がります。学生時代では液晶についてあまり深く触れていなかったですが、職場のメンバーはいつも親切に教えてくれ、日々新しい知識が吸収できて充実しています。
入社してからの経験
入社1年目では液晶ディスプレイに関する基礎知識を勉強しながら、少しずつ測定や解析を担うようになりました。社外の打ち合わせや試作会に参加することで、現在注目されている技術や最新の機種に触れ、ディスプレイ業界の動向について知ることができました。2年目からより業務範囲が広がり、自分から案件を担当し、デモ機を作製することも増えたのでとても責任を感じます。また、液晶ディスプレイだけではなく、社内では定期的に他の分野に関する講習や展示会も行われているため、幅の広い専門知識を身につけることができました。
8:30 | 出社、メールチェック・返信、実験スケジュールを決める。 |
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9:00 | 実験・評価。 |
12:00 | 社員食堂にて昼食。 |
13:00 | 実験・評価。 |
14:30 | 週報で進捗を報告、次の予定を決める。 |
17:00 | 一日の実験結果を整理する。 |
17:15 | 退社。 |
自分の手でものづくりを
元々工作が好きで、大学では材料系の基礎研究をやっていましたが、研究しているうちに将来は自分の手で何か製品を作り出したいと思うようになりました。就職活動で企業について調べたところ、シャープの液晶技術に惹かれ、また実家でも昔からシャープのテレビを使っていたのでシャープディスプレイテクノロジー (株) を第1希望にしました。
クッキーやパン作りに挑戦
コロナ禍で自粛していたときに暇つぶしでクッキーとパン作りを始めて、今は趣味の1つになりました。最近はケーキ作りにも挑戦しようと思っています。


就活の軸を決めて、時には家族や友人にも相談しながら
就活はいろいろ大変かもしれませんが、それを乗り越えて社会人になってから振り返ってみると、多分「大したことないな」と分かってくると思います。内定獲得を目標とするより、しっかり自己分析をし、就活の軸を決めることが肝心です。またストレスを感じるときは決して独りで我慢せず、家族や友人に相談しましょう。
シャープディスプレイテクノロジー (株) 開発本部では、パソコン、車載用ディスプレイ、スマートフォン、テレビなど身近にある様々なディスプレイの次世代技術を開発しています。
私が所属している部門は主に液晶ディスプレイの表示技術を開発しています。液晶ディスプレイは2枚のガラスに液晶分子が閉じ込められており、さらにその外側を2枚の偏光板で挟んでいる構造となっています。電圧をかけることによって、液晶分子がシャッターのように開閉し、光の通過を制御することができます。液晶ディスプレイの表示性能は、液晶の材料だけではなく、偏光板やガラス基板などの特性にも大きく依存します。現在私はメインに液晶ディスプレイの偏光板やフィルムなどの光学素子に関する開発業務を担当しており、実験・試作を行っています。